津守時生『やさしい竜の殺し方(1)』

やさしい竜の殺し方 (1) (角川ビーンズ文庫)

やさしい竜の殺し方 (1) (角川ビーンズ文庫)

 読書マラソン2・八十一冊目。
 以下感想。
 前々から興味はありましたが、これを機に全巻購入してみようかと。
 日本の都道府県を模した世界観や、あまりにありがちなファンタジー設定なんて二の次で、すべてに置いてアークを守る事を優先するグランボルグの最強呪文=「愛してる」の連発っぷりが凄まじい。
 まぁ、こういうファンタジー小説で恋人を最優先、その場のノリで誓約……なんて事が許されるのがもう流石としか言いようがない。
 さすが重版され、レーベルを越えても続いているシリーズ。