J.K.ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス(上) (下)』

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

　読書マラソン2・六十二・六十三冊目。
　以下激しくネタバレ感想。
　久々に出たハリポタシリーズ最新刊。
　全部を通しての特徴としてミステリーっぽいところがあるんだけど、それが明確に最終巻に持ち越されるのは今回が始めて。明確にヴォルデモートを殺す方法が提示されたり、ダンブルドアが死亡。そして謎のプリンスがスネイプだと明言されて衝撃。しかもダンブルドアを殺したのもスネイプ！教科書ごしに感じたスネイプへの共感と嫌な奴だったドラコへの哀れみ。ラストでの二人の扱いが気になるところ。
　それにつけても一番怖かったのは、女性陣の戦いでしょうか。色恋が絡むと女性は怖いなぁ……としみじみ考えました。でも、ロンハー推進同盟所属の自分としては二人がカップルになって嬉しい限り。シニーとハリーがそうなるのは、ある意味予想外だったというか……ハリー、恋多すぎ！
　思春期なんてそんなもんなんですかそうですか。