第8話「戦慄の捕食者」
今回のサブタイトルはむしろ「戦慄のリムエレキング」でいいんじゃないんだろうか(笑)。リムエレキングにかき回されるGUYSのコミカルサイドとツルギを巡るシリアスサイドのバランスがいい。相変わらず『メビウス』はこういう両立が上手い。
ボガール対策にミクラスに電気能力を持った怪獣のデータをプラスして強化する作戦を立てるGUYS。本物の怪獣じゃなくてデータだからこそ出来るブロック的能力付加。しかし、肝心のミクラスが過去の敗北のトラウマ(笑)でエレキングの情報を拒否、リムエレキングとしてフェニックスネスト内で大暴れ。
と言っても、実際に被害を被ったのはジョージただ一人だけと言うこの寂しさ。こういう役回りはテッペイでは? と思いつつも、いざやるとなったらジョージ以外思いつかないこの不思議。リュウもそういう事やりそうだけど、今回はシリアス担当だし。いや、そう言えばトリヤマ補佐官はシビれてなかったぞ!?
ツルギサイドは、「ツルギ/ボガール」「ミライ(=メビウス)/ツルギ」「リュウ/ミライ」「リュウ/セリザワ」と目まぐるしくキャラクター間の関係が入れ替わる中で、ついにメビウスがボガールを撃破。早くもボガール倒したか? と思いきや次回予告で復活してる。早っ!
以下箇条書き。
- ボガールの弱点
ボガールの弱点は電気。という事が判明。しっかり怪獣の体の一部を持ち帰って研究してるマメなGUYS。でも、電流が弱点、とかいざ言い出す時点でこのボガールが偽者(?)というか復活フラグが立ってるような、そんな感じですね。
- 防衛隊の存在意義
リュウが常に言ってる防衛隊の存在意義はセリザワから引き継がれたものでした。防衛隊がウルトラマンの力抜きで怪獣を倒したのは数えるほどだけど、だからこそそこだけはウルトラマンを上回っているとも言える気がします。ゼットン倒したのはウルトラマンじゃなくて科学特捜隊なんだぞ!
- ツルギの正体
宇宙警備隊未所属のウルトラマン。この星ではそう呼ばれている、という事は他の惑星ではウルトラマンという呼称の代わりにハンターナイトツルギという呼び方なのね。あの鎧を取ると、ウルトラマンとしての姿がお目見えか。
セリザワの体も、どうやら無断借用のようで、本人の意思なんて関係無さそう。リュウの叫びに答えたようなそぶりもあり、これからどうなるか楽しみ。
- ボガール
宇宙を渡り歩いて怪獣を喰い星を滅ぼすボガール。気に入った星に移動して喰い散らかして滅ぼすって本当にひどいの。今はまだ喰いでがある怪獣だけど、怪獣を食い尽くしたら人間に行くのか。怪しげな念力を使い出したり、その能力がどんどん拡大しているような気がします。実は今地球にいるのは文字通りの口で、本体は別のところにあったり。
相変わらずかわいいミクラス。今回のミクラスダイヴに燃え萌え(ぇ)だ! でもボガールの光線を「よけて!」とだけ言うコノミはちょっと鬼だと思う。無理だって(笑)!
- 過去の設定
エレキングは二種類存在。過去の姿を消す能力を持つ怪獣の能力も付加。と過去の設定をおいしく使ってます。しかし本当においしいのは、もはや不動の解説役ポジションのテッペイだと思う。男塾でも主役組よりも塾長とか王大人の方が人気あるように(ヲイ)。