『西の善き魔女 Astraea Testament』第8話「幻想曲と遁走曲」

 ルーンがリイズ公爵暗殺のために、フィリエルに別れを告げた事から次々と巻き起こる波紋。
 リイズ公爵死亡→フィリエル、ルーンを自力での捜索を決意→火の鳥の羽→カグウェルの竜退治にユーシスが志願と、¥目まぐるしく変わっていくだけについて行くのも大変ですが、こうぽんぽん事態が映っていくのも『西の善き魔女』の原作からの魅力。
 これからエピソードがおしていくせいか、加えられたルーンの暗殺失敗、ケイン(現時点ではキャラ名不明)が窓ぶち破って登場など、オリジナル要素がもうおいしすぎる。特にケイン。あんた、暗殺しに来たのに窓をぶち破るって一体(笑)!
 フィリエルが泣き明かしていた状態から「安全な場所でいるよりももっと大事なものがある」と自力で捜索を決意するのはさすが男前ヒロインの面目躍如。っていうか、この国の女王(候補)はむやみやたらに殺すだのなんだの言い過ぎで物騒だなぁ(苦笑)。
 とにかく、リイズ公爵はお疲れ様でした。あなたの囁き声のエロさ(ぇ)は、きっと忘れる事はないでしょう。
以下箇条書き

  • 星の明るさ 

オリジナル回想シーン。星の明るさで言い合う幼い日のフィリエルとルーン。ルーンの言う「好き嫌いと明るさは違う」とは、現実での「例えフィリエルが好きでも社会では異端認定」っていう事なんだろうなぁ。
でも好きな方をとっちゃうのがグラール女性なのです。おばさんでも尾行スキルを身につけているしね!

火の鳥の羽=女王候補の課題を与えられる二人。どうでもいいけど、二人の間の舌戦が怖ぇぇえぇええっ!
フィリエルにも飛び火して三人それぞれ睨みあい。
アンドラが「これを機にロウランド家を乗っ取ってみせろ」みたいな事を言ってましたが、貴女の目の前に今まさに女王の座を狙ってる人が(笑)。

  • ライバル発言

アデイル、ユーシスにフィリエルを巡ってライバル発言。しかしユーシス、何の事だかさっぱり分からず。
権謀術数渦巻く女王候補の騎士になるには、このくらいの鈍さが必要なのかも知れません。


 次回からいよいよ壁編に。ルー坊、出るよ!