『西の善き魔女 Astraea Testament』第6話「宮廷円舞曲」

 舞台は王宮ハイラグリオンに。物語も中盤に相応しく、色々今後の展開も複雑そうなキャラクター模様。
 一応小説は全部読んでいるから先の展開は分かるけど、それでも再構成が上手いので色々わくわくして観れるなぁ。
 フィリエル、ルーン、ユーシス、アデイルの四人のメインや、リイズ公爵、メニエールあたりの蛇の杖あたりも気になります。
 また今回は「異端」についての定義が色々と。天文学は元より、薔薇や古い物語まで異端認定され、認められるのは王族・貴族のみ。サイキがあるって……それはサイキックなんかのサイキ?
 まとまらないので以下箇条書き。

  • ハイラグリオン

王宮の美術設定に感嘆するばかり。あの明かりがついていくところなんかがたまらない感じで。

  • それぞれの領分

自分の身にあった事をやれ、と言う最初はギャグのこの言葉も、よくよく考えると重要な事か。それで言うと、ルーンなんて一生異端だし、何よりフィリエルの立ち位置が不透明すぎる。主人公なのに(笑)!

  • 「私が守る」発言

ユーシス、フィリエルをハイラグリオンに連れてきたのを悔いて(?)か抱きしめて自分が守るから発言。でも、あれはアデイル曰くの騎士としての義務からなんだろうなぁ……。あと、フィリエルが訊いたルーンをどう思ってるかって言うのは、やっぱり「男と男」の事についてだよなぁ(笑)。アデイルが書いたやおい小説の影響は、未だ根強く残っているようです。というか、原作でも最後の最後までネタにしてるあたり、この作品において重要なファクターを担っているのねw 


 次回はちょっと影が薄かったレアンドラ組が暗躍で楽しみ。