長谷敏司『円環少女(3)煉獄の虚神(下)』

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下) (角川スニーカー文庫)

円環少女 (3) 煉獄の虚神(下) (角川スニーカー文庫)

 読書マラソン2・四十五冊目。
 以下感想。
 全巻から連続刊行の『円環少女』。結局、グレン・アザレイは死にケイツは生き残りました。ですが物語はまだまだ続く気配を見せ、一巻の騎士団の人々やきずなが狙われたり、色々楽しみな事になってます。
 しかし一番びっくりしたのは、仁とメイゼルがすっかり想いを伝えあった状態になった事でしょうか。あそこまで互いに言っといて、きずなが愛人状態(違)って方が逆にびっくりです。
 あとは鬼火とネリンが素敵だとか、後書きにも書いてあった通り水着が妙に気合入ってるとか、細かいところも楽しめる上下でした。