『西の善き魔女 Astraea Testament』第1話「エディリーンの首飾り」

 小説とも漫画とも違う、展開ジェットコースターのアニメ版。
 小説一番の魅力だった風景描写や場内の絢爛さももうばっちり。セラフィールドの高地の色の薄さみたいなものや、塔のロープのきしみ、飛燕城内外の豪華さはまさにアニメならでは。
 フィリエルの事に至った時の開き直りっぷりも見事に再現。っていうか、再現されすぎて逆に怖いよ! アデイルも凄まじい天使笑顔で場を収めるは、マリエはユーシスと顔見知りになった事を利用して侍女に取り立ててもらう事を終始あきらめてないし。
 一話からグラール女性陣は強いなぁ……。
 以下気になった事。

  • OPのリイズ公爵のヌードっぷり。登場女性キャラが全員美女美少女美少年なので、さらに違和感が。いい年して(笑)!
  • ダンスシーンが凄い優雅。
  • フィリエル、エディリーンが母だとルーンに告げられて城から逃亡。そこで帰っちゃ駄目だろ!
  • 次回予告でも「Astraea Testament」の部分はコールせず。読み方が気になっていたのに。「アストレイア テスタメント」でいいのか?

 とかく、原作の魅力がぎゅっと圧縮される事必至の1クール。見過ごす事無く気をつけよう。