荻原規子『西の善き魔女Ⅵ 闇の左手』

 読書マラソン2・三十七冊目。

西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)

西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)

 以下ネタバレ感想。
 ついに明かされる世界の秘密。しかしそうだと言うのに、力強く疾走してくれるのはグラール女性陣。女王は疲れたからってすべてを丸投げしたかと思いきや、女王候補を同時に女王にするという前代未聞な考えを現実化すべく勝手に再起。女王候補達もそれぞれが国のために手を組みます。
 今回楽しかったのは、ユーシスとルーンが組んで帝国と戦うところでしょうか。そりゃああれだけ二人で色々信頼関係を築かれては、アデイルじゃなくても想像しちゃいますよ(笑)!