『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』
平日なら人も少ないだろと思って観にいきました。思惑通り人は少なかったのですが、それでも客は子どもばっかりでした。でも、自分は後ろの方の席に指定されていたのであまり関係はありませんでした。何だか隔離された気分? でもまぁ、しっかりとおまけのおもちゃも貰ってしまいました。ドラが走るよー!
以下感想。
泣いた! 映画一作目は観てなくて、漫画で読んだだけなんですが、それでも泣いた!
のび太の動機がスネ夫達に対する意地で化石を探して卵を孵しているのに、ピーすけを育てる時にはそんな意地は微塵もなくて、ただただピーすけのためだけにやっているあの必死さの先に待っているのは結局別れだというあの切なさが! 今になってやっとあの切なさの意味が分かってきたような気がします。
以下箇条書きで。
- 動画の動きはダイナミックで、悪く言えば荒っぽく崩れてます。気にする人は気にするかも。でもがっしがっし動いてますよー。
- のび太の本棚に並んでる本が「エビvsカニ(逆?)」とか、「世界の苔」だとか、そういう好きな人は好きそうな動物・植物の図鑑関係が多し。のび太の本棚って言うか、藤子先生の本棚っぽい。でものび太のモチーフは本人だって言うし。そんなものかも。
- 黒マスクの声が船越英一郎! 物凄くドスが聞いてます。二時間ドラマでは犯人追い詰める役なのに!(笑)
- 最後には原作版がおまけ漫画。描いてる人は違いますけど。二種類のラストが楽しめます。
来年もドラえもん映画はやるようです。次回は是非『のび太の宇宙開拓史』をリメイクでやって欲しいところ。ガンマンのび太よ、スクリーンにもう一度!