高橋弥七郎『灼眼のシャナ(12)』

 読書マラソン2・十冊目。

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

 以下ネタバレ感想。
 読んでてはらはらしっぱなしだった十二巻。
 悠二を巡ってキレそうな人物ばかりだったけど、マージョリーもシャナも押さえた所に爆発したのはフィレスだった!あぁ、せっかく全部上手くいきそうな(?)ところに! と叫んでいたら、今度は銀が鎧腕だけ登場です。また面倒な事に!?
 それにしても、個人的にはフィレスとヴィルヘルミナがどうして友人同士だったのか分からなかったのですが、本来のフィレスってマティルダ系の人だったのか。正反対でもばっちりウマがあっていたっぽいですね。
 そしてこのフィレスの相手のヨーハンが、世間知らずのお嬢さんを口先三寸で丸め込んだヒモに見えてしまうのは何故ですか?(コラァ!)
 いや、フィレスは徒なんですが、何でもできすぎて逆にアレというか何というか。ヨーハンが自分で自分の器が大きい〜とか言ってる姿が信用できないっぽいというか何と言うか。
 多分、器が大きい理由は、後世、とんでもない災害を引き起こすとかそんな理由だと思う(ヲイコラ)。
 後、シャナと吉田さんがついに友人同士として正式なライバルになった事が、微笑ましくて何よりです。 いや、本当にそれが微笑ましいもなのかは分かりませんが。