『Sh15uya(4)』
Sh15uya シブヤフィフティーン VOL.4 [DVD]
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2005/07/21
- メディア: DVD
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予習完了編。って当日じゃん! これにて『Sh15uya』も完結です。
以下感想。
- Face.10「ピースメーカー」
ツヨシ死亡。シブヤの謎が明らかに、なエピソード。
システム管理者としての顔を見せたケンゴにロックオンされてしまったツヨシ。ピースと戦い、逃亡しながら「エマと二人でシブヤを出る」から、「みんなでシブヤを脱出する」というスケール大きな方向へ目的がシフト。ここらへんの大きさが、ツヨシが主人公たる所以か。
ここにきて、エマのマージスーツもオオトモの力でキャノンが使えるように。しかし襲いかかるホールの大群を押さえるツヨシごと破壊するエマ。再開を祈る二人が悲しい。
と思っていたら、目覚めたツヨシ側によって舞台裏が。
ある十五歳が起こした凶悪事件をきっかけに、壊れやすい子どもを精神教育する施設が出来た。シブヤはそのシステム。
またも記憶を消されそうになったところを、落ちていた付け爪を飲んでそれに対抗。それにしても理事長が怪しすぎだ!
- Face.11「セカイノオワリ」
シブヤ全体が記憶操作される。エマのマージの力でこれを解除するも、シブヤ自体がシャットダウンされそうになるエピソード。
一話状態に陥るツヨシ。自分の名前は思い出したのに、他のメンバーは何も覚えていない。エマに至っては、パルフィンズのボスになってるし。「いってらっしゃい」と言うエマが、かなり印象に残ります。
ツヨシとエマの再開とメンバーの記憶復活で一筋の光明が見えるも、エマだけ自分の本名が分からない事とシブヤのシャットダウンが始まるカウントダウンがかなり黒い雲になって物語を覆っています。
- Face.12/final「リアル」
セカイノオワリで始まる二人の物語、なエピソード。
酷い事言ってても、しっかり教育者としての自覚を持ってるケンゴさんがイイ! カツ丼作ってくれたり世話焼きのところはいい感じに。でもピースに刺されて消えたところでは泣いた。
そして十五年前の凶悪犯罪の犯人はやはりエマ。十五歳と言えば高校生か中学三年。一体どんな状況でナイフとニューナンブ片手のハードな状況まで至ってのか、逆にそっちの方が気になる。
最後に二刀流ピースを二人の拳で倒したところなんてもう燃え燃え。
しかし二人でボーダーラインを越えても、現実ではエマは植物状態で眠ったまま。そして、完成版エンディングの先の新のエンディング。誰もいないシブヤの街に取り残されるエマと、そこへ戻ってくるツヨシ。
選び取ったリアルを越えられるのか、を、上質なボーイ・ミーツ・ガールで見せてもらいました。いやぁ、面白かった。主人公(男)を女の子が演じてる、というのがある意味良かったのか。普通に男にしか見えなかったし、ある意味すっとイヤミ無く見れた。
まぁ、白倉Pは最初からやらせればいいのを作る人なので、『カブト』も期待です。
待ってろよ『甲虫ライダームシキング紅』!(タイトルが違うー!)