『仮面ライダー響鬼』最終之巻「明日なる夢」
色々あったけど、ついにこの日を迎えたんだなぁと感慨深い一年でした。これから自分ももっと鍛えていきたいと思わせてくれるこの作品に出逢えた事に物凄く感謝を。
- そして一年後。……え!?
なんていうか『一年後』とか出た瞬間に物凄いびっくりした。まさかその一言ですべて済ませるとは。オロチに際して関東の鬼達が全員登場するとか、そういうサービスは結局無かったなぁ。
- それぞれの一年後
明日夢は医学部を目指して猛勉強中。テストでも一人百点の男です。でも先生、点数公開しないで。ヒビキさんとの出会いを想い出にしてしまった明日夢は、でも何か迷ってる?
あきらは福祉系、イブキさんトドロキさんは「たちばな」でバイトしてるようです。でも、お盆ひっくり返すのはトドロキさんだけど思ったり(笑)。
京介は結局、学校にも行かなくなり、ヒビキさんの弟子やってるようです。だまし討ちしては、やられている模様。
しかし、ヒビキさんは「まだおっさんじゃないもん」なんて言う人じゃ無かったと思うけど。前に「おじさんでいいんだよ」って言ってたじゃないか!……あぁ、「おっさん」と「おじさん」の違い?
- 東京に出現する断崖絶壁
外で勉強していると、崖(?)で登れなくなってる子どもの姿が。その崖は、一体全体なんなんですかと声を大にしてつっこみたいのですが、それはまぁ置いといて。
ヒビキさんに助けられた事を思い出して思わず連絡を入れるも、やっぱり止める明日夢。もう少しで登りきる、と言うところで落ちそうに! のところを救ったのは京介。なんで居場所が分かった京介! GPS?
- もっちー誘拐される
京介が明日夢に「自分勝手」などと鏡を見てからものを言えやと言わんばかりの事を話していた頃、もっちーが変な犬、じゃなくてサトリに誘拐されるという一報が! 怪しげな水槽に入れられて、もっちーも冬に大変です。
- 京介変身体
だからどうやって居場所を知ったの?! と言うのはもういいとしても、やっぱり鬼になっちゃった京介。練習用の音撃鼓をつけて(公式参照)立ち向かうも、ワリとあっさりやられます。
サトリ自体はイブキさんとトドロキさんの通常攻撃でやられてしまいますが(何故?)洋館の男女の攻撃にやられる両者。男の方の謎の失調で男女は退却するも、地中から顔を出す大型! そこへやってきたヒビキさん。アームドセイバーを使わず装甲になり、鬼神覚声でロクロクビを撃破!
……この時京介が普通に服を着ていたんですが、いつ着替えたんだ? そのまま変わってた?
- 男女の正体
よろめく男の前に現れる、奇天烈な洋装の男女。そして洋装の男はおもむろに、洋館の男にあのイガ球を食べさせる。洋館の男女すらクグツでしかなかったのか。こんな風に魔化魍に時代時代、手を加えていたのか。さらなる物語の広がりを予感させてくれる一幕……。
なのはいいんですが、公式の洋装の男女の紹介で
その姿から海外に拠点を置き、様々な悪事を行っているとも考えられる
ってのは何かのギャグですか? あれはどう見たって明治の文明開化を経験した人ですヨ?!(ヲイ)
- ヒビキさんと明日夢
少年は鬼になりたいわけじゃない。ヒビキさんに憧れてヒビキさんみたいになりたかったけど真似するだけじゃ駄目。それだけじゃ、本当に目的を持って生きている事にはならない。
人間は変わる事が出来る。鬼になる事だけが弟子になる事じゃない。
『響鬼』のメインテーマとも言える言葉がここで語られるのは、感動ものとは言えかなり複雑。
後、ヒビキさんの物言いが明日夢を嫁にしようとしているようにしか聞こえなかった(笑)。
なにはともあれ、ありがとうヒビキさん! 今までありがとう! これまでほんとに、お疲れ様でした!