『おねがいマイメロディ6(20話〜24話)』

おねがいマイメロディ Melody6 [DVD]

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順番バラバラのマイメロDVD感想。今現在は表示されてませんが、ジャケットを飾る蝶美麗なクルミ・ヌイを見たならば、順番通り、なんて浮気な事ができようか。いや、できない。ちきしょう、柊、自分と変われ!(マテ)
 そんなわけで以下感想。

 家出してマイメロの家に拾われたバクを連れ帰るため、白山の夢の扉を開いてクロミ様がマイメロ化! マイメロクロミ様の同時「おねがい」は破壊力抜群です。
 しかし、バクがまた男前です。マイメロに助けてもらったから、家まで送っていくなんて所がかっこいいです。そして白山。コイツはほんとに騒動しか生まないなぁ。っていうか、マイメロが絡んだ途端に危ない男へと変貌だ。

  • 22話「ママが元気になれたらイイナ!」

 幼女とマイメロ、初めてのお使い。有り体に言えばそういう事なんですが、マイメロが絡むとそれだけでは終わらない。それがマイメロクオリティ。
 幼女=里佳の夢の扉を開いて、世間の皆様が花に変貌。そして一人なぜか竹になった真菜を、マイメロがあたら爽やかな笑顔でよじ登る!(笑)いやもう真菜じゃなくても気絶します。あの笑顔は別の意味で怖い!
 そしてこっそりマイメロが行動しているように見えて、全然そうじゃないのが笑った。

  • 23話「カレと踊れたらイイナ!」

おねがいマイメロディ』全エピソードを通じてクロミ様とバクの度合いが強く傑作の呼び声高い23話。自分もクロミ様の公式擬人化に萌えました。バクの漢気にも燃えました。まさにクロミ様とバクと言うコンビが創り出した傑作!
 柊と踊りたくて練習するクロミ様。しかし身長が足りない! そこでメロディ・キーを使ってW自分に魔法をかけ美少女化=クルミ・ヌイに。柊と踊れて恋する乙女状態のクロミ様にもう萌え萌えさ!(ヤメンカ)
 しかしその魔法は、魔法陣を作る時に灯した蝋燭の炎を自分で消さないと自分の一番なりたくないものに姿が変わり、永遠にそのままの姿になってしまう! バクはそれがマイメロだと思い、自分の両手を燃やしながらも蝋燭の火を絶やさない!
 バクの漢気に泣ける一シーン。しかしクロミ様がなりたくない姿はマイメロではなくバクの方で、これにはもう別の意味で涙。
 それでも最後で、「クロミ様が幸せならバクも幸せ」というフォローが入って何より。なんか最後のこのシーンだけでバクが報われたよ……。
 そして主人公(一応?)のマイメロが今回別の意味で黒かった。夢の扉が開いてもフラットくん訪問であっさり忘れ、バクの頭とお尻を延々と確認し続ける、と物凄く酷い。
 それでも擬人化したら美少女っぽいんだから、マイメロは侮れません。恐ろしい娘!

  • 24話「ナイスバディになれたらイイナ!」

 この辺りからマイメロをちゃんと視聴し始めたんですが、正直、このエピソードを目にした時吹きました。簡単に言うと、リアルあいこら
 『夫に言われたから』チャイナドレスで授業参観にやってくる恐ろしいナイスバディ母を持つ加納さんは、しかし小柄で未発達。ナイスバディになりたい! という彼女の夢の扉をお蝶婦人(笑)になったクロミ様が開いて、女性陣の悲劇が幕を開ける!
 真菜は足を取り替えられ、美紀と歌は髪を、しかも歌に至っては折角育てた胸を替えられる! しかし永代橋先生のお尻を取り替えようとする辺り、この作品の暴走具合がうかがえます。ナイスバディを目指してるのにおっさん教師のお尻を手に入れてどうしようって言うんだ!(笑)
 結局、そのままの姿の加納を見ていた木内と何だかいい感じになって事件は解決。
 正直、こういう体の発達なんかは問題になりやすいと思うのですが、その問題を上手くクリアしていてマイメロの脚本のレベルの高さが垣間見えます。
 下手したらこういうものは「未発達でもいいじゃないか!」とロリ礼賛ものになってしまいがちですからね(そうか?)。
 小ネタも満載で、夢野父と永代橋先生の「濃い」初エンカウントや、美紀のポエム折鶴なんかも笑えます。