夢野久作『ドグラ・マグラ (上・下)』

 昨日の夜、確かに書いたはずなのに吹っ飛んでた読書マラソン……お兄さん、ちょっと泣きそうだよ? そんなわけで、読書マラソン三十二&三十三冊目。

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

 読み終わるのに二週間以上かかった大作。これを読むものは一度は精神に異常をきたすと言われているのですが、まさに異常をきたしそうになりました。
 推理小説なのですが、推理するの事象は主人公のはるか祖先にまで至り、二転三転、状況が現実か妄想かすら分からないまさに混沌。
 あまりの混沌っぷりに感想が書けないという駄目っぷり。とにかく自分の言葉なんか見るより、一度読んでもらった方が早い事は確か。