『交響詩篇エウレカセブン』第16話「オポジット・ヴュー」

 直訳すると「向こう側の景色」ってなるんでしょうか? 今回もコーラリアンに突入した時と同様、インナースペースっぽい話でした。やっぱり、エウレカアネモネは人間じゃないんですかね。まばたきが遅い=時間の感じ方が違う? スカイフィッシュを通じて意識を共有している? と、無駄な妄想を繰り広げてました、朝っぱらから。
 以下小ネタ。

 久々登場のアネモネ(EDでは毎週見てるんでそういう気もしないんですが)。登場するなり半狂乱。止めるドミニクにグーパンチといきなりやってくれます。しかしジ・エンドに乗ってハイになってないアネモネって痛々しいなぁ。

  • ドミニク

 可哀想なコ……ッ! ある意味レントンより報われない恋愛してると実感。最後には結局デューイに持っていかれる運命だし。首筋をアネモネに噛まれて耐える顔に、不覚ながら萌えてしまった男十九歳。

  • ムーンドギー

 洞穴調査の時ももちろんギジェットと一緒。でもそれでアレな空気になるのは止めてください! ここ早朝枠! そして何で次に登場した時は上半身裸っぽくなってるの?

「どうしてLFOは人の形をしているのか?」と、物語の結構深い部分に関わってくる問題がここで提示されました。後「掘り出したLFOを使って〜」と、LFOは人類が作ったわけじゃないという設定も。しかし、そもそもエウレカセブンって基本設定の説明が無さ過ぎるような。そもそもレントン達の暮らしている惑星が地球じゃないとか、そこに至る経緯とか説明しなくていいのか?
 いや、レントンが「姉さん!」とか「エウレカー!」と叫び倒してくれるだけで別に大丈夫なのがエウレカセブンではありますが(何だと思ってんだよ)。

  • 脚本の人

 今回初登場の小中千昭(敬語略)でした。こういうクトゥルー(?)っぽいのを書くのが相変わらず上手い人。


 しかし、二クール入ってから重くなったな、エウレカセブン。終盤でのカタルシスに期待。