浅井ラボ『されど罪人は竜と踊るⅦ まどろむように君と』

読書マラソン二十一冊目。

 こちらも短編集。こっちも連載してるのを読んでるんですが、書き足し部分や書下ろしも充実。しかし、され竜は読んでて凄まじく鬱になれるって意味では凄い小説です。ちょっと作者の精神を疑ってみたくなるんですが、こういう人ほど実はいい人だったり、しないか。(ヲイコラチョットマテ)
 書き下ろしは、確か連載の方で予告してたのにいざ掲載になると別のが出てたっていう、因縁の<愚者の日>(あえてこっちで)です。あぁ、またも黒ジヴ降臨! 関係各所は大騒ぎの上半死半生。ギギナが可哀想過ぎてならない。
 もう1つの書き下ろしは僕らの十二翼将勢揃い! ってか、世の常ながらこの人達無敵すぎだ。もはや主人公組の立つ瀬無しの上、みんな変態揃いだし。
 でもせっかくの漫画化なのに、漫画家さんとは1度も会ってないとか言うのはまずいだろ。