『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』PHASE-31「明けない夜」

○恐らくは、好感度ランキング最下位争い中の主人公(のはずの)シン・アスカ
 ほんとにこいつ主人公でいいの? と言わんばかりの増長っぷりに、見てる僕らも別の意味でどっきどっき(モコナかい)。
 ほんとなら逮捕後銃殺のはずなのに、議長の計らいで無罪放免に。まさしくチェスの駒のように、議長に操られているシンなのでした。そんな事も露知らず、アスランに向かって嫌味言って言って言い倒すこんな主人公。
 ごめんなさいみなさん。でもこの子だっていい子のはずなんです、きっと。いや多分。そうだといいなぁ。(希望)


○確実に、好感度ランキング最下位争い中の前作主人公(のはずの)キラ・ヤマト
 これはSEEDじゃ無くてSEED DESTINYですよ? と言いたいねこの男に。
 景色を見ながらサボって物思いにふけっているキラ。現れたマリューさんに向かって、「今やってる事は間違いなんだろうか?」(うろ覚え)などと爆弾発言を。
 お前それ思うのが遅すぎるよ! 物凄い今更だァッ!!!
 そんなキラは、ターミナルからの連絡を介してデストロイとの対決へ。うわぁ、これは修羅場の予感だ。


○レイ
 シンをかばうレイの発言からは、やはり重い過去がうかがえます。……は、いいんだど、何か喋らないから態度が悪く見えるなぁ。


カガリIN食堂
 オーブ軍の皆さんを集めて会議中。でもカガリ、今オーブに戻っても何も出来ないと思うぞ? それどころかセイラン家の連中に攻撃に会うだけの様な気も。もうこれ、新しい国でも作ってしまった方がいいと思うが。
 そしてセイラン家に反対する人々は多くいるようですが、そりゃああんた、あんな怪しい紫の毛の男に国政を預けたくはないでしょうよ。(そこかい)


ファントム・ペイン
 デストロイを受領して乗り込むステラ。ステラの事を忘れているスティング。明らかにジブリールの命令に不服なネオ。この重苦しい雰囲気で、これが種運命だと言う事を忘れてしまいそうだ。(笑)
 でもあのネオの全身の傷を見るに、正体はやっぱり……なんだろうなぁ。何考えてるんだほんと監督は。ほんと、思いつきだけで展開決めてるんだなぁ。


○デストロイ
 これはもうトンデモないの一言。上半身を変形させた状態で、ザフト軍と街を焼き払います。攻撃はみんな陽電子リフレクターで防御して、ドラグーンまで標準装備(しかも有重力下なのに飛んでいる!)。おまけにそのドラグーンにまでリフレクターが! 最後に周囲に一斉発射で、もう誰この馬鹿モビルスーツ作ったのッ!!(泣)
 バッテリーとか空間把握能力はどうしたとか色々と言いたい事はあるんですが、新型バッテリーとカオスで手に入れた普遍化されたドラグーンシステムの採用、新型ガンダムOSの搭載って事で我慢しますよコンチキショーッ!
 でもね、これだけは言わせてください。何で装甲表面でビームが曲がってんだコノヤローッ!! 確かにフォビドゥンっぽいけど!


○どうでもいいけど
 ごめんよミリィ。アークエンジェルに温泉があるのは事実なんだ。監督の脊椎反射的な思いつきでさ。多分冗談だと思ってるんだろうケドね。


○次回は
 くんずふぐれつのモビルスーツ戦が展開されそうな予感です。デストロイは、やっぱりフリーダムに撃破されてしまうのか。そしてステラは……?