第2話「Wの検索/街を泣かせるもの」
ストーリー
マグマ・ドーパントと化した戸川をメモリブレイクしたダブル。しかし直後現われたティーレックス・ドーパントに戸川は連れ去られ、そのまま殺害されてしまった。
翔太郎は犯人を探すため調査を始めるが、果たして、その犯人とは意外な人物であった。
第一感想
女は怖い……! な第二話だった。
もうね、ほんとにね……。色々な意味で怖いねっ(ヲイ)!
以下感想。
リボルギャリー
スタッグフォンで操作する所や、リボルギャリーの動き方が思いっきりラジコンで吹いたw
実際に、こんな商品発売されそうで困る。
子どもの頃の翔太郎
風都を愛し、この街では誰にも泣いてほしくない、と言う動機で探偵稼業を続けている翔太郎。それは、幼い頃から続くものだったようだ。この頃から、ハードボイルドにかぶれていたのか(笑)。
ウォッチャマン
いわゆる「情報屋」であるが、当の本人は翔太郎の探偵スタイルを「古い」だの「ドラマみたいなのはいない」だの一刀両断。しかし金をもらって情報を売っている辺り、この男だって立派なドラマみたいな情報屋に見えるが(苦笑)。
演じるなすびの雰囲気が、ウォッチャマンと言うキャラクターにいい味を与えている。
メモリガジェット
今週大活躍だったメモリガジェット。スタッグフォンやバットショットでティーレックス・ドーパントを撃退する姿なんかは、珍しく翔太郎がハードボイルドに見えた瞬間である(笑)。
設定によればフィリップがカメラや何やらに凝っていた時期に市販品を改造して作ったものらしく、その性能は地球の本棚の折り紙付き。
けれども、明らかに過剰設定でちょっと吹いたw
と言うか、メモリガジェットを作る資金や設備はどこで手に入れてきたんだろう?
今週の怖い女・その1
園咲家の長女にして、タブー・ドーパントに変身する女・冴子。彼女が婚約者としてセールスマンである霧彦を家に迎えたいと父に宣言。
そんな冴子に、若菜は「お姉さまと付き合って生きてこられたのが凄い」だのと、衝撃的な一言を!
お姉さま、あなたどんなハードプレイを男に課してるんですか……!?
命名・ハーフボイルド
翔太郎を襲った犯人=ティーレックス・ドーパントの処遇を巡り、衝突してしまう翔太郎とフィリップ。
情に流され、ハードボイルドに徹しきれない翔太郎を、半熟玉子=ハーフボイルドと命名するフィリップ。
人間関係にひたすらドライな印象を受けるフィリップには、翔太郎が犯人に対して思う所などどこ吹く風。おそらく、名前もフィリップ・マーロウから取られた仮の名前であるのだろうし、ますますフィリップ非人間説が濃厚になって来た。
実は、地球の意志そのもの、とか言われたらどうしよう。
今週の怖い女・その2
戸川を殺し、ティーレックス・ドーパントとして翔太郎を襲った犯人。それは、依頼主である真理奈その人であった。
嗚呼、在りし日の可愛らしい少女が、今ではこんなヤンデレに……。三次元怖い、三次元怖いとしか言いようのない悲劇である(ヲイ)。
ティーレックスの力に飲まれた、との事だが、体質だの何だの考えると、彼女の本性は案外ティーレックスのような肉食獣だったのかも知れない。まったく、女は怖いぜ……!
そんな女の怖さを見せつけられるシーンであったが、同時に翔太郎が必死でハードボイルドに徹しているシーンでもあり、個人的には好きな所。
今週のアクション!
ティーレックス・ドーパントに変身し、なおかつ巨大化までする真理奈に対し、ダブルはサイクロンジョーカー→ヒートジョーカー→ヒートメタルの変化で対抗。
さらにリボルギャリーの機能を使いハードボイルダーの後部を換装。ハードタービュラーでの空中戦など、見どころが多いアクションだった。
ダブル本体はもとより、バイクまでハーフチェンジを徹底させているのは痛快だ。これからもどんどんこの勢いでやって欲しい所。
二人のヒロイン
正ヒロインの亜樹子は髪ボッサボサ。その上ハードタービュラーの遠隔操作で助けられて散々……。
それに対し、ゲストヒロインの真里菜はサイクロンジョーカーにお姫様抱っこで助けられて……と、明らかに違う扱いに大いに笑った。
まあ、
ダブル「飛び移れ!」
亜樹子「(こくこく頷いて)……できるかぁっ!」
等と、リアクションクィーンの座は不動のものになっているわけだけどw
自慢の婿の誕生です
いきなり霧彦が全裸にガイアドライバーのみになっててコーヒー吹いたwwwwww
お父さん、趣味が絶頂すぎますッッッ。
おまけにあのスミロドン・ドーパントってミックかよ! ど、どこにガイアドライバー巻いてるんだ? 首輪? 首輪なのか? そしてやっぱり、ミック本人がガイアメモリ差してるの?
謎が尽きない園咲家である。
ハーフボイルド探偵事務所
タイプライターがローマ字。ぜ、全然ハードボイルドじゃないw
おまけに、亜樹子が所長として共に探偵稼業をやる事に。翔太郎はもちろん拒否するが、相棒のフィリップは「超計算外」と案外喜んでいる様子。
かくて三人体制で、探偵事務所がスタートする事に。しかしますますハードボイルド要素が薄くなってしまい、ハーフボイルド翔太郎の明日はどっちだ!?
次回は
カジノで勝負! な次回。サブタイトルの前半には、みんなアルファベットがつくらしい。とすると、もしや全五二話予定……?