久正人『ジャバウォッキー(6)』
- 作者: 久正人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/22
- メディア: コミック
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拝啓、人類様――。
地球の賃貸期限は終了です。
帯の衝撃的文句が脳に突き刺さる『ジャバウォッキー』コミックス最新刊!
最新刊ではあの「デルフィの一夜」も明かされる見逃せない一冊になっている。
以下感想。
「BUCK&DICK」
タバサとリリーに亀裂!? のエピソード完結編。
人間の時代か。それとも恐竜の時代か? と言う生存権をかけた二択。しかし最後には大さんの選択肢、「女の時代」に落とし込む構成にやられた。
「あんた遠慮して」の言葉の痛快さときたらたまらない。
「ETRNAL FLAME」
あの「デルフィの一夜」のその後が語られたエピソード。あれから救援が来るまで六時間一〇〇〇人もの恐竜からアダムの肋骨を守りきったと言う驚異。まさに二人の絆の勝利。
そして今回の事件に絡んでくる偉人は、何とあの発明王エジソン! 彼が絡む事件の真相とは?
書き下ろし
「生命の水」酒。酒で命をもらい、二日酔いで死に、新たな人生を生きる。リリーの語る酒の尊い飲み方に惚れる。
そして生き生きとした女性陣に比べ……。男性陣、暗ッ(笑)。