たくま朋正『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』CODE 18「魔女の系譜? -コードギアス-」(月刊『コンプエース』VOL.029)

ストーリー

 ナナリーの魔女裁判に乱入したスザク。そしてゼロ。スザクとアーニャ。そしてゼロとロロの対決が始まる。その一方、アリスはネモとの取引に応じ、ナナリーを助けるための力を手に入れる。
 今月の『ナイトメア・オブ・ナナリー』も急展開!
 以下感想。

ゼロ対ロロ

 ゼロとして、C.C.との契約により魔王の力を手に入れたルルーシュ。しかしロロも負けてはいない。量子シフトでヴィンセントを呼び出すなど、こちらも人間場慣れした「魔王」としての力を見せ付ける。おまけに瞬間移動までして、もう何でもありな状況に。
 一方のゼロも圧されながらその力を見せ付ける。どこから手に入れたのか、こちらも量子シフトでKMF=ガウェインを召還!
 いきなりKMFが召還獣扱いw
 そして、ロロは兄・ルルーシュを殺し魔女C.C.を殺し不死を継承し、世界をエデンバイタル教団が支配する=「世界征服」と言う野望を露にする。
 何とまぁ……ある意味凄い事になってきた。こちらのロロは色々な意味で絶好調である。

スザク対アーニャ

 ワイアードとして圧倒的な力を持つスザク。だがそのスザクに、アーニャは互角以上に渡り合う。
 スザクを「ぼうや」呼ばわりし、ハーケンを自在に操っている所を観ると、彼女もまたワイアードか、ギアス能力者であるらしい。と言うか、その物言いから魔女なのかも?

ナイトメア・オブ・ナナリー/アリス・ザ・コードギアス

 ゼロ対ロロ。スザク対アーニャ。混沌とする戦場に現れるアーニャ。
 ネモとの取引に応じ、エデンバイタルの魔人(KMFに類似した兵器?)「コードギアス」を手に入れる!
 ネモに代わり、新たな「ナイトメア・オブ・ナナリー(ナナリー姫の騎士)」「アリス・ザ・コードギアス」を名乗り、圧倒的な力を発揮して戦場を離脱。ナナリーも奪還し、後に残るはスザクやロロ達のみ……。
 ここに来て、いっきにアリスが突き抜けた存在へと変化した。これからナナリーへ誤解を解く、イレギュラーズとの戦いなど色々待っているが、決意を新たにしたアリスの活躍に期待したい。