第二十二話「眠れる街」

 アストラルにやって来た少年、フィン・クルーダ。穂波の学院時代の先輩であり、魔法の師匠であると言う彼は、協会からタブーを犯したいつきを監視するためにやって来た監視役と言う。
 その頃、街では奇怪な現象が起こり始める。



 アニメ『レンタルマギカ』も、いよいよ残り三話を残すのみ。今回は協会からフィン・クルーダがやって来たところから話は始まる。
 穂波の先輩であり、まるで魔法使いらしからぬ飄々とした態度や呑気な言動はまるでいつきのようと評されるフィンの人柄に、いつき達ばかりか猫屋敷さんまで心を許してしまう。
 特にいつきは、魔法使いの異形性を説いた上で、父の作ったアストラルや自分自身さえ肯定されて完全に信用している。しかし、街の封印は破られ、触れらた眼帯は機能を破壊されると、フィンという魔法使いが原因としか思えない事が続発する。
 一方、穂波にアストラルの秘密、かつていつきが見たもの、竜の卵を使えばいつきの目を治せるかもと言い出す。



 最初にいつきとアディリシアの食事シーン。ミスマッチなラーメンだとか、二人の距離だとか、いつきとアディリシアの距離が近づいていく一方で、遠ざかっていく穂波のとの距離。
 穂波が絶えていたケルト魔術を復興させた事、いつきの目の原因を作った事などを知る、明らかになる事がメインであるシリーズで、今回のアディリシアのデートは(もうこう言ってやれ)は貴重。