第三話「神々の禊ぎ」

 神降ろしの際に倒れ、十年間眠り続ける兄・御凪諸刃を目覚めさせるため、御凪鎬から審神者としてみかんをレンタルして欲しいと言う依頼を受けたアストラル。
 失敗すれば命の保障は無く、その上、猫屋敷、穂波の援護も受けられないと言う状況であってが、みかんはその依頼を受けて神降ろしを行う。しかし儀式の際、異常がおきて……。




 今回はみかんがメインとなるエピソード。
 みかんがアストラルと言う奇妙な魔術集団の中で、「代用品」ではないたった一人の存在で、皆に貢献している。しなければならない。と言う意識を小学生にして持たざるを得ない「何か」を持ったキャラクターである、と言う紹介編。
 しかしその実、いつきはみかんに甘い→穂波はいつきに甘い→お兄ちゃん社長のエッチー! で終わるある種ほのぼのした回でもありました(笑)。
 まぁ、アングルと言うか、体勢的にはほんとにお兄ちゃん社長エッチー! って話でしたが。いっちゃんじゃなかったらセクハラ通りこして犯罪だねっ(どちらも犯罪です)!
 そんなセクハラ(違)いっちゃんを尻目に、穂波は今日もタイミングよく助けに来てツンデレ発言で心配を否定する、王道ヒーロー路線をひた走るのでありましたwwww




 今回のエピソードではまたも時系列シャッフル。
 まなみがいて、アディリシアがアストラルに侵入できて、何より季節が夏。これまでの三話を時系列順で並べると、

「魔女の誓い」

「魔法使い、貸します」

「神々の禊ぎ」

になると思います。
 まさかアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のごとく、このまま時系列シャッフルで放送して、DVDでは正式な順番で発売? と思いや、CMでは思いっきり第一話の映像使ってるしなー。
 単純に、原作に準拠したエピソードで各キャラクターの紹介するエピソードを作る事にしたら、時系列が合わないかったってだけなかも。
 個人的には、原作知っているのでさほど苦になりませんが、知らない人には混乱してしまうのかもしれません。皆、原作買って読んでねっ(どこの回し者だ)! 
 個人的には、猫屋敷さんが猫と一緒に流れ作業でお札製作とか、まなみと影崎さんのファーストコンタクトとか、動いているだけで嬉しいので何でもいいですが。




 今回登場した二柱の神・フツヌシノカミとタケミナカタ。物凄く簡単に説明すれば、前者が剣の神様で後者が力が強い神様です。
 色々ありますが、さしあたってこの程度の認識で十分。タケミナカタの拳で地面が思いっきり陥没し始めた時には、「日本の神様も結構無茶苦茶だよなァ」としみじみ思いました。