第1話「お前のドリルで天を突け!!」

 村の拡張のために穴掘りをしていた少年・シモンはある日掘り進んだ先で小さなドリルを見つけた日、兄貴分のカミナに巻き込まれ地上へと出ようとするが失敗してしまう。
 だがその日、巨大なガンメンが天井を突き破って落ちてくる。




 今まで『プリキュア5』の裏だってせいでい最後まで観れないままでしたが、せっかくの再放送が始まったので、『グレンラガン』の感想を書いてみる事にしました。一応最後までの流れは知っていますが、それを知りつつ楽しんで観ていきたいです。
 うん、やっぱりアニメの魅力は再放送だよ。DVDも観よう。




 地中に村を作り、食料を文字通り「餌」にして管理される人々。地上があるというカミナを嘘つき呼ばわりし、「開かずの天井」として因習に縛られ、地震に怯えている人々。
 そんな毎日に疑問を感じながら、ただただ穴を掘っているだけのシモンが、そんな狭っ苦しい日常を突き破るカミナが熱い!
 村長やグレン団のメンバーに何度押さえつけられ裏切られても我が道を往くその姿はまさしく「兄貴」。ガンメンに対しても一歩も退かない口上といい、さすがです。




 地上から来た、隣穴の出身であるヨーコが水先案内人となり、掘り出したガンメン・ラガンと共に地上へと出るシモンとカミナ。この時の昼と夜、二つの時間の境目の映像がもう綺麗で綺麗で。
 でも先の展開を知っていると、これから起こりうる事件の象徴になっていたのかも知れません。沈む太陽と、登る月が。
 



「天の光は全て敵」な大宇宙戦争のアバンから、再放送『グレンラガン』感想スタート!