『世にも奇妙な物語 秋の特別編』
目隠しして、アイロンを腕に当てるとアイロン型にこんもり赤く火傷の痕が浮き出てくる、と言う有名な実験から始まった今回の『世にも奇妙な物語』。最初はなんだと思いましたが。
しかしタモリがああいう事やると、実に良く似合う。そのままショッカーの医者だと言われても信じるかも。
てなわけで感想。
- 『未来同窓会』
ああいうオチには弱いのよ……。写真の中の二人をつなぐ指輪のラストでちょっと涙ぐんだ。
どうでもいいけど、ハゲでフリーターで降霊術者って……。彼に壮大な物語を感じるような。
- 『カウントダウン』
阿部サダヲの怪演が光る一作。
生徒にキレ、教師にキレ、マスコミにキレ、政治家にキレ、国民にキレ、そして妻にキレ……。
終始怒り、叫びまわっていた彼が真の意味でキレて、自衛隊員相手に大立ち回りを演じたときには腹筋よじれるかと思ったwwwwww
9から始まったカウントダウンの巨大な机文字のビジュアル的インパクトが支えた脱力もののオチが冴える。
- 『自販機男』
リーダー老けたなー(第一声がそれ?)!
この前、再放送していた『はぐれ刑事純情派』に出演していたのを観ていた事もあって、よりその老け具合を実感。
でも逆に、それがいい味出してました。リーダー、やはり貴方は最高だよ!
川井田さんの生き様に男泣きッ!
- 『ゴミ女』
あの時大切なものを一つ捨てるたび、自分すらゴミとして捨ててしまっていた……。
それに気がついた女が自分を取り戻した時、最後に捨てたものは伴侶だった。
女って怖ぇ……。
と思わず頭を抱えた。
松下由樹のお茶飲んだ後の「ほぅ」って言うか、「はぁ」って言うか、あの息のつき方にとんでもない恐怖を覚える。
あの婆さんも怖かった……。清濁合わせ飲みすぎてるッ!
- 『48%の恋』
白石美帆を観た時、メレ=平田裕香だと勘違いした自分。どんだけー?
彼女が最後にカメラバッグ探すのもよかったけど、天使のはっちゃけた喋りが面白かった。
最後はタモリがノコギリだのハンマーだの持って実験に……。時期が時期だけに、一歩間違えば色々危ういセレクトですね(笑)。