『仮面ライダー電王』第31話「愛・ニード・侑」

 ゼロノスカードは残り一枚。カードを温存できるようにと、良太郎もデネブも気を使う。
 その頃、ミルクディッパーは愛理を狙う藤代の策略によって、借金の肩代わりに差し押さえられてしまった。それを救うには、藤代と結婚するしかないが……。




 サブタイトルが……! もうたまらんね! 今回は愛理のために、男共が走る! の巻。
 尾崎とイッセーも頑張って……ましたよね?
 藤代との結婚話が持ち上がって、当然穏やかじゃないのがリュウタロス。問答無用で藤代を殺しにかかろうとするリュウタロスも、良太郎がちゃんと呼ぶと言われて矛先を収める。
 何だかんだで成長している……のかな?
 さらに、アントホッパーイマジンを追う時にも、「あの」リュウタロスが愛理救出を侑斗に任せる……! まぁ、出来なかった時には侑斗を殺っちゃうとか言ってたような気もしますが(笑)。




 今回は、とにかくリュウタロスがよく良太郎の言う事を聞いていたなぁ、と言うのが第一感想。クライマックスの時の消滅騒ぎが、リュウタロスと良太郎の関係性を確実に深めていたのでしょうか。
 しかしリュウタロスは、アントホッパーイマジンの二体同時攻撃に苦戦。他のタロウズとの交代もクライマックスフォームも拒否した結果、ガンフォームの初敗北!
 ついでに、愛理関連でも侑斗に負けそうなリュウタロス。敗北を乗り越えて、無敵だったリュウタロスを取り戻す事ができるのか。姉さん、事件です(言いたかっただけ)!




 侑斗はほんとに、愛理の婚約者、桜井侑斗と同一人物だったらしい。うわぁ、ホントだったのか……え、マジで? 何だか微妙に信じたくないですが、それが本当なら、過去の世界にいるコートの男の方が桜井侑斗とは別人なのか。
 婚約者のために、藤代の会社に突入する侑斗。愛理が封印してしまった記憶とは別物の恋人の姿を前にした時、ストーリーはどう動くのでしょうか。
 



 電王ガンフォームとアントホッパーイマジン、アリとキリギリスの分身も含めたスーツアクターさんと声優さんの妙味も味わえて面白かった今週の電王でした。