賀東招二『フルメタル・パニック! つどうメイク・マイ・デイ』
つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2007/03/17
- メディア: 文庫
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以下感想。
今回はミスリル陣の復讐の前哨であり、レーバテインデビュー戦であり、カリーニンに裏切りが明らかになるといった激しい展開の一冊。
しょっぱなからのテッサの廃人演技にはやられました。後半ではかなめも自殺演技。怖い女二人。
ミスリル陣の結束が、お約束ながら泣かせる。それだけにカリーニンの裏切りがショックですが、彼も演技、なのか?
食料などの補給を残したのも彼であると思うので、演技半分本気半分と言ったところでしょうか。
ウィスパードの存在に疑問を早くから感じていたキャラだったので、その解明が目的かな?
そしていよいよデビューのレーバテイン! 以前の香港のように大活躍! やはり主役の活躍は見ていて燃える! しかしそのハイスペクの裏であまりにも多くの物が犠牲になっていましたとさ……(笑)。
そのスペック落差にはむしろ萌え。
しかし、ラムダ・ドライバが戦闘以外の用途に……と言う伏線も仕込まれてきました。やはりオチとしては、宇宙とかソッチ方向へもって行くんでしょうかね。もはや地上や海底では狭いとばかりにwww
宗介の復活とかなめとの通信だけの再会が、ある意味この一冊のすべて。一年越しの再会は、あまりにらしくてわがままですが、むしろそこがよい! このくらいやってもらわないと、待った甲斐がありませんからね(蝶傲慢)!
レナードが頭部に負傷して、暴走とかそんな予感をはらみつつ……次回へ続く!
……そういえばレモンがテッサのファンになってましたが、むくわれる事は……ないんだろうな(苦笑)。