『コードギアス 反逆のルルーシュ』stage 16「囚われ の ナナリー」

 黒の騎士団の成長は止まらず、順調に勢力を拡大していく。しかし生きていたマオがナナリーを人質にとり、ルルーシュへの復讐戦を開始する!

 僕らのマオは生きていた! 蜂の巣状態からでもミイラ状態になって復活だ! ブリタニアの医療技術は世界一ィィィィッ!! 
 いや、これが言いたかっただけの話です。
 でも、C.C.に撃ち殺されちゃった……。


 囚われたナナリーを救うため、ルルーシュとスザクが無敵コンビでマオに対抗。
 頭脳担当をルルーシュ、運動担当をスザクが行い、互いが互いを信頼しあう、まさに無敵コンビ。
 

 マオとのラストゲームのチェスも、マオの読心のギアスに対抗するため、自分自身にギアスをかけると言う一種の「反則」で乗り切る離れ業を見せます。
 振り子爆弾を解体し、ステンドグラスを破壊してまさにヒーロー的な活躍を見せるスザクも、マオに心を読まれて行動原理がざっくり明らかに。


 当時ブリタニアとの徹底抗戦を主張していた父・ゲンブを殺害してしまったスザク。父さえ殺せば戦争は起きない、と子供心に考えて起こした殺人は、周囲の大人達の手によって「父の自決が軍を抑えた」事にされてしまった。
 罪を償う機会さえ与えられなかったスザクは、死に場所と許しを求めて今に至る。


 父殺し、と言う共通の命題を持つルルーシュとスザク。しかしブリタニアを倒すために不可欠なのはブリタニア皇帝の殺害。
 親友に父殺しの罪はさせまじと、最後に立ち塞がりそうなスザクです。
 皇位継承者の兄弟たるコーネリアとユーフェミアは、実はどこの家族とも同じように家族想いなので……。
 どうでもいいけど、くすぐられた時のユーフェミアの声は反則です、南央美!!!
 以下箇条書き。

  • 王の器

 ギアスと言う人外の孤独から立ち上がれる者。やはり、複数のギアス能力者が? もしくは、これがブリタニア皇族の皇帝作りのシステムだったりするのか?

  • 中華連邦

 聞き間違いじゃなければ、C.C.を代理に中華連邦と黒の騎士団とパイプを繋げる様子。中華連邦はクロヴィス時代から警戒されていた他国勢力。
 海外勢力をも味方につけ、実質的に黒の騎士団は日本解放のリーダー的存在になっているようですね。

  • 学校管理システム

 一部の管理を生徒会が受け持っている事をいい事に、私用使用しているルルーシュ。黒の騎士団としての活動の時にも使用していたのは明白ですが、いずれ正体がバレた時、これをスザクに利用され追い詰められる事は必至です。

  • つながり

 会長のお見合い相手は、何とロイド! ある意味変わり者同士、思ったより上手くいく……? ヴィレッタと扇といい、色々な所で繋がっていく学校-黒の騎士団-ルルーシュ-スザクー軍のリンクでした。

  • ヘタレルル

 ナナリーの命をかけてチェスに、敗北していくルルーシュの顔と声と言ったら……! 正直、ぞくぞくした(コラ)。


 次回は、ルルーシュとスザクの関係がさらに掘り下げられそう。さらに新メカ登場!?