三雲岳斗『アスラクライン(5)洛高アンダーワールド』

 読書マラソン2・九十一冊目。
 以下ネタバレ感想。
 今回は第二生徒会こと巡礼者商連の生徒会長がメインに出張ってきました。
 地獄の沙汰も金次第! で我が道を突っ走ってくれています。ってゆーか、この作品に登場する女性キャラってみんなこんなんかッ! 
 まぁ、三雲キャラ全員にそれは言える事かも知れませんが。
 そういう意味で、小動物系キャラのひかるはある意味新機軸なのかも知れません。や、ある意味で(笑)。
 で、今回は智春の兄の遺産こと一巡目の世界が明らかに。
 人間が死亡する時に減る分の質量を魂と仮定して、その時のエネルギー=魔力と仮定して研究している世界。その給与者として、操緒、そして嵩月が選ばれていたものの、すでに操緒は死亡寸前……。
 ようやく全生徒会、使い魔、そしてアスラクラインの存在定義も出揃って、智春は兄に会う事を決意。
 ここから、どんどん物語が動いてくるか?
 そして、巻末ショートのネコミミ嵩月が! ちょ、まさにそれは反則だ!