『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』「スペシャルエディション それぞれの剣 -前編-」

 フリーダムによるカガリ誘拐から、ハイネ撃墜までを描いた総集編。
 これまでのもそうでしたが、エピソードの切り方と繋ぎ方に凄いものを感じました。
 アスランに対して反発していたシンが実力を認めてもらってアスランに信頼を置くようになる重要エピソードなはずのローエングリンゲート戦が、ミーアの新曲をBGMに凄い勢いで流されていくのを観た時には、思わず時が凍りついた感じだった。まぁその分、民間人を助けたシンとの言い争いが追加されてましたが。
「軍の力」は使わなくても使い過ぎてもいけない事をアスランが述懐するところと、シンがステラを「守る」と約束する二点が強調されていたと思います。
 シンのSEED覚醒を知って、キラを倒すための刺客として当てようとする議長のチェスが、議長のゲームマスターっぷりをより強調してました。レイ→議長、そして駒を動かすアクションが続いたのは、レイも現時点では手駒の一つ、という事なのか。
 そして何より、ルナマリアの出番が増えてるのがポイント。しかも、ステラを迎えに来るところでの出番です。しゅ、修羅場前哨戦(違)
以下箇条書き。

 オーブ出航時点ですでにアークエンジェルのクルーになってたミリアリア。おいおい、カメラマンはどうした?
アスランはどうやってアークエンジェルにコンタクトを取ればいいんだろう……。

  • 一般兵

 やられる一般兵の皆様ですが、それが今回は段々真っ白になっていくという、ちょっと怖い演出に。

 撃墜されていくオーブ軍、ウズミの演説が続き、カガリの涙がより悲痛なものに。アカツキの時の爆発が楽しみです。


 明日の後編へ続く!