仁木健『Add 喪せし機械のバラード』

 読書マラソン2・七十三冊目。
 以下感想。
 これからの大きな展開に向けてのインターバルといった印象の今回。
クワイヤードを目覚めさせる自身の頻発、カレルが唱える「体の傷」と「心の傷」の同一化など、より暗い展開に進んでいるようです。
 アイとリンがそれぞれ別個の体を持って帰還し、コウ争奪戦に火花を散らす微笑ましさがせめてもの救い。