三雲岳斗『ランブルフィッシュ(10)学園炎上終幕編』

 読書マラソン2・二十六冊目。

 以下ネタバレ感想。
 『ランブルフィッシュ』もいよいよ最終巻。いやぁー、大満足! ここまで追ってきてよかった! と叫べる一冊。
 巨大ロボットの専門学校生という、どこか異端で歪んだ学生達が培ってきた絆が眩しい。
メインどころと対になるようなフェニックスの生徒達との決戦や、今までトーナメントでは雑魚扱いだっと他の班のレイドフレームやキャラが活躍してくれたのには嬉しい限りです。
長谷川弟の大活躍とかね!
 そしてついに明かされた根幹の伏線。
 レイドフレームは金属製の異星人。おまけに、ガンヒルダⅡが『アース・リバース』のデミ・エンジェルの元? になって繋がりを感じさせるのが凄い!
 でも金属生命体がありなら、それで無理矢理『コールド・ゲヘナ』とも繋げる事もできそうで、そこらへんは想像するのが楽しいですね。
 おまけに最大の驚きが、奈緒先生。ロリ系天才先生というカテゴリーを、ある意味真っ向から打ち破って見せた三雲先生に敬礼!(笑)