志村一矢『麒麟は一途に恋をする5』

 読書マラソン2・十一冊目。

 以下ネタバレ感想。
 完結まで後二巻、という事で大きく話が動き始めた五巻。
 遥と麻由が見事に結ばれたというのに、他のメンバーの周りでは弟子が死亡してどん底、ラスボスは前作ラスボス桜並みに強いとまたえらい事に。一番結末が怖いのは、柊弥と蛍子。柊弥は罪を告白したと思ったら復讐者に立ち返り、蛍子は裏で亮とつながってるようで。バッドエンド一直線のフラグ立てが色々なところでばっちりな、心臓に悪い一冊に仕上がっております。