喬林知『明日はマのつく風が吹く！』

明日はマのつく風が吹く! (角川ビーンズ文庫)

　
　読書マラソン九十九冊目。
　以下ネタバレ感想。
　帰られなくなった有利の元に、なんと隠し子グレタ登場。しかもその子は暗殺者！　
　という感じで物語が始まります。温泉街にやってきて、湯治の最中で魔王の裁きが下ります。
　どうでもいいけど、『裁き』って変換したら『裁鬼』って出てきました（ほんとどうでもいい）。グレタは正式に有利の義娘になって、これでヴォルフとの間でしっかり親子が完成ですね（笑）。
　最後は帰還かなったものの、有利と眞魔国との絆が深まってようで、いい感じで終わった一冊でした。