杉原智則『交響詩篇エウレカセブン2 UNKNOWN PLEASURE』
交響詩篇エウレカセブン 2 UNKNOWN PLEASURE (スニーカー文庫)
- 作者: 杉原智則,岸和田ロビン,BONES
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
以下ネタバレ感想。
小説版『エウレカ』二冊目。
レントンとエウレカの間に生まれたわだかまりと、クテ級の出現、ゾーンへの突入が描かれてます。
そして何より、アネモネが登場! アネモネの根本の出自はぽかされてますが、アネモネがKLFライダーとして成長していく過程が描かれてうはうはです。ドミニクがアネモネに惚れた理由が分かりました。アネモネが十歳から四年間、ある意味ずっと見守ってきた男ですから。もちろん、ここでもやたらとアネモネに虐げられてます(笑)。
メインのレントンとエウレカのわだかまりもページを進めるのが辛くなるくらいの重さで描かれているからこそ、最後のカタルシスが素晴らしいです。