倉田英之『ガンソード〜夢見る頃をすぎても〜』

 読書マラソン八十二冊目。
 正月に読み溜めしていたのだけど、後一冊だけだしなぁ。
 自分が住んでいる地域ではテレビ東京系がさっぱり映らないので、そもそも『ガン×ソード』と言うアニメを一話たりとも観た事がありません。でもいんだ、倉田小説成分が最近枯渇していた頃だから! 
 以下感想。
 最初のウェンディやカルメンのエピソードはアニメ観ていない自分には分かり辛いので、倉田パゥワー120%の、『平成天才ガンソードさん』を。
 なんかもう素敵過ぎるくらい素敵です。タイトルからも分かるとおり、バカボンネタがメインなんですが、声優ネタや他のアニメのネタなんかもありでもはや元ネタが不明な状態となってます。
 特に、ここまでかっこよく童貞(ヴァン)がクローズアップされた事があっただろうか! 若い女性の足にも人妻のテクニックにもヴァンの下半身は屈しない! なぜなら愛する女性にその身を捧げた、清い童貞だから!(笑)
 いやもう、ここまでされると素直に脱帽です。素敵過ぎる!