池波正太郎『散歩のとき何か食べたくなって』

 読書マラソン七十九冊目。

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

 以下感想。
 結構昔の本だけど、フェアか何かで売っていたので気になって購入。
 著者が行った料理店の味だとか店主の人柄なんかを書いたエッセイです。
 こういうのを読んでいると、昔と今はペースが違うんだなぁと思います。何だか騒々しいというか、いかにもテンポが早い印象を受ける大阪でも、昔はそれほどでも無かった、と書いてあるのを読むと感心する事しきり。
 時代をずらして読む、と言う事も大切なんだな、と思った一冊です。