築山節『フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる』

 読書マラソン七十三冊目。

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

 以下感想。
 人の話や文章を記憶して理解することができない。そういう当たり前にできると思っている事ができない瞬間を脳がフリーズしたと定義して、それに対する問題や治療法を提示しています。難しい単語や言い回しは極力排除され、すっきり読みやすい一冊です。 
 近年のインターネットなどもその一助となっていると書かれていますが、決してそれのみが悪いと一面的に決め付けているではなく、多面的に見ている所が好感触。
 一番の問題は、生活が単純化されている事のよう。色々やって脳を刺激して総合力を高めなければ、色々問題が起こりうるそうです。特に最近、クリエイティブな能力を失ったと言う人が増えているらしく、何だか他人事には聞こえません。
 ってなわけで、帯についているチェックリストをやってみました。

話の中に「あれ」「それ」などの指示語が多い→○
みんなが笑っているときにタイミングよく笑えない→○
イデアが浮かばない。思考が長く続かない→○
人や物の名前を思い出せないことがよくある→○
同じ相手に、同じ話や冗談を繰り返し言ってしまう→○
全体を考える事が苦手で、細部に固執しがち→○
融通がきかない。流行や時事的なことに疎い→○
物をよくなくす。紛失物をうまく探せない→○

 って、全部ーッ!!?(汗)ネタじゃないのに!