『仮面ライダー響鬼』四十之巻「迫るオロチ」

 あぁ、やっと井上版響鬼に慣れてきた。またえらい時間かかってしまった。

 昼間はもっちーと二人で昼食。あきらと喫茶店で身の上相談し、京介には将来の事について焦らされる。まぁ、ある意味素晴らしく贅沢な環境にいると言えるんですが、ただ一人だけは例外だと思います。
 レベルが低い学校の勉強には退屈しても、体育は怪我を偽ってでも見学する男、約一名とか(笑)。

  • コダマの森

 なんだこの怪しい森。何でみんなこんな森入るの!? という所でびっくりしたコダマの森。消えたり出現したりと謎の森ですが、あんな田んぼに突然現れた不自然極まる森に突入したがる二人組やカップルの気持ちが分からない。
 おまけに森自体が魔化魍のようなものらしく、森自体が意思あるように襲いかかり、おまけに森のコダマはやたらと強い。その強さに響鬼さん達も一時撤退。
 そしてこの森、洋館の男女が造り出したものではなく、自然現象である様子。しかも、オロチという一種の災害的な魔化魍の予兆であるとの事。
 オロチって、やっぱり映画のやつと同じものか。それとももっと凶悪化させるのかな。

  • 弟子入り弟子取り合戦

 弟子側。
 京介の報われない弟子入り合戦は終わる事無く。ヒビキさんには土下座。イブキさんには「お前でいいや」。トドロキさんは勝手に乗り気でしたが(笑)。しかも全員に断られるとなると、何とあきらに弟子入り志望。おまけに明日夢まで志望し、なんとあきらは弟子入りを受けいれる。
 これ京介は、まぁイザって時は何もできなさそうだからいいけど、明日夢は完全に舞い上がって流されてるだけだと思う。明日夢が物事を考えすぎる所はあるのは、こういう風に周囲や一時の感情に簡単に流されてしまう自分の性格を無意識的に分かってるからではないだろうか(と、妄想してみる)。ちなみに、親の子供に対して一番楽な言葉は「あんたの好きにしろ」ですよ(笑)。
 師匠側。
 弟子の自立に寂しそうなザンキさん。あきらが中々心を開いてくれなくてミーティングもそぞろなイブキさん。で、そんなイブキさんは弟子を取らないヒビキさんにかみつく攻撃。
「弟子を取らないのは逃げであり怖れであるのではないか」。
 ヒビキさん、ちゃんと反論できずにむにゃむにゃ。ここらへんは前期から問題になってた事ですが、イブキさんがあきらの事で問題で言われたら、何だかひがみに聞こえるな。

  • ついにこの時が

 コダマを前に危機的状況に陥ったイブキさん。それを助けるために、ついにあきらが鬼となる! 平成ライダーシリーズのお約束として、やはり引きに使用されましたねぇ。
 しかし、鬼の顔がついてない音笛でも鬼になれるんだなぁ。

  • 次回は

 なんだかんだ言っていいコンビになってしまうのか明日夢に京介。ちぃっ! 京介には北崎さんのようなひどい死に方が似合う男だと思っていたのに!(ヲイ)