杉原智則『交響詩篇エウレカセブン1 BLUE MONDAY』

 読書マラソン五十九冊目。

 以下ネタバレ感想
 後書きや解説なんかでも書いてありますが、「交響詩篇エウレカセブン」を原作にした小説版です。種デスの小説はアニメの流れをそのままにして書いてますが、こっちがアニメと同じところは最初の方だけで、後は大分オリジナル入ってます。しかし、その独自の部分がいい感じになっていて、小説版「交響詩篇エウレカセブン」はそれだけでも成功してると思います。
 こうやって活字になると、作中世界観がよく分かります。アニメでは分かっているつもりのレントン不満や不況なんかも「そんなにひどかったのか」と改めて驚きます。
 何たって「序章」で登場するのがデューイら軍側。アニメではホランドゲッコーステイトなので、やっぱり小説版は独自路線を進んでる事が分かります。しかし、デューイは活字にしたって性格悪そうだ。


 それにしたって、一番笑ったのはやっぱりムーンドギー。何たってキャラクター紹介が

 リフのテクニックでは周囲から一目置かれている美少年。

 嘘だー!(笑)