和月伸宏『武装錬金(9)』
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/11/04
- メディア: コミック
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収録してるのは本誌連載時の最終回と、赤丸ジャンプで掲載されたファイナル。やっぱり素晴らしく燃えます。
話によるとなんと次巻があるらしいので楽しみです。やっほー!
っていうか、そうなると武装錬金ピリオドは一体何ページある事になるのか。あ、読みきりが収録されるのか?
名言迷言名シーン迷シーンが濃密に詰め込まれた九巻ですが、一番心に残ったのはヴィクターの「怒りだ! もう怒りしかない!!」。
弟に「彼女つくれよ」等と要らぬお世話やかれたら「怒りだ! もう怒りしかない!!」。
レポートが多くてもうどうしようもなくなったら「怒りだ! もう怒りしかない!!」。
自分の預かり知らぬ所で委員の仕事を割り振られてその仕事の締め切りが来週の水曜日だったりしたら「怒りだ! もう怒りしかない!!」。(ヤメンカ)
以下若干ネタバレ妄想。
ヴィクターが錬金術に絶望する原因となったのは娘であるヴィクトリアが人間型ホムンクルスになったせいなわけですが、この時の動物型ホムンクルス達の追撃部隊は、本当にヴィクターの追っ手として錬金戦団から放たれた部隊だったのでしょうか?
ヴィクター達の世代のホムンクルスのボスはヴィクターが相打ちになりながらも倒したものの、他のホムンクルスが全滅したとは言ってないので、生き残りのホムンクルス達がヴィクトリアを誘拐し、人間型ホムンクルスにして、意趣返しとばかりにヴィクターと戦わせようとしたのでは?
その後ヴィクターは真実を知る事無く日本まで逃亡し、バタフライと出会って一話へ続く、と……。ヴィクトリアがお咎め無く(?)アレキサンドリアの看護が出来ていたのはそのせいなんじゃないのか。
等と、ちょっと妄想などしてみたり。
これに関しては次の読みきりのピリオドでフォローされるらしいのでこっち待ちですね。