小谷野敦『もてない男―恋愛論を超えて』『帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて』
読書マラソン三十冊目。ついに読む時がきたこの本を!
追加紹介。読書マラソン三十一冊目。帰ってきたぞーッ!
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/01/01
- メディア: 新書
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帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: 新書
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と言っても、何て感想書いたら分からないところも。後で感想を書きやすいように付箋を貼ってみたりしたんですが、逆にわけが分からなくなったし。
ってか正直、感想をどう書くべきかよく分かりません。共感もしましたが、あまりに共感しすぎて逆に反発してしまいたくなる所も多数。
その中で『「恋愛」が今や現代最強の宗教である』という意見には賛成です。右も左も恋愛できない人間は人生の楽しみを知らない人間みたいに言われるし、できない人間にはすでに人権認めてないだろ!? と言わんばかりの冷遇っぷりと言ったら……。
どうせ俺は色々な数値が年齢とイコールだよ!
……そろそろ見も世もない感情が顔をのぞきはじめたので、この辺で(汗)。こういう事を考え出す時点でまずいよねぇ。
前書きの時から、いきなり『帰ってきたウルトラマン』ネタとか、『電波男』ネタにいってるんだから、知識人は幅があるなーと変なところで関心。しかも『もてない男』執筆後、結婚したものの離婚。『より弱気になって帰ってきた。』とか紹介されてるのが、凄いなーと内容以外のところで感嘆。
内容は、最後のこの文章に集約されると思う。
だから、どんなに女にひどい目に遭わされても、男たちは、それでも俺は女が好きだ。と言うべきなのである。ただし、「それに値ひ」する女を。
そんなわけで、作者さんは結婚紹介サービス等で高学歴の女性を検索したり(入会はしなかった)して高らかに今日も謳いあげているわけです。
自分は現在、彼女なんかいないし、過去にもいませんでした。ちょっと好きになった人はいたし、同じクラスにいいた無表情かつ無口な女の子がたまに見せる(決して自分に見せるわけではないのですが)笑顔とか意外と可愛い声とかにひそかに萌えたりしてました。ってか、何で自分はそんな事こんなところでこんな事語ってるの!?
まぁ、これはこれで自分なりに高らかに謳いあげてるっぽい? そしてまったく感想になってないね!
ちなみに、
私大文学部のほうが恋愛をするにはよほど有利である。
というページに、私大文学部在学の自分は、そっと付箋を貼ったのはここだけの内緒だ。