城崎火也『D.Gray‐man Reverse1』

 読書マラソン5冊目。ここにきてライトノベル系に突入です。

D.Gray-man reverse 1 旅立ちの聖職者 (JUMP j BOOKS)

D.Gray-man reverse 1 旅立ちの聖職者 (JUMP j BOOKS)

アレンが、インドから英国に着いたときに巻き込まれた事件とは? アレンと出会う前の神田は、どんな戦いを経験してたのか? コミックスでは読めなかった彼らの活躍と過去が描かれた「D.Gray-man」小説版!

 小説としての出来は、普通のジャンプノベライズと同程度。やっぱり見るべきは、小説版だけの小ネタでしょうか。アレンの過去話とか、神田の体の梵字に関する新しい情報とか。
 しかし神田、無駄に血まみれになりすぎだ。そういえば原作でもそうだったような。身を削って頑張るタイプか(?)。
 1番意外だったのが、千年伯爵が出張ってきてくれた事でしょうか。特に冒頭の千年伯爵の3分AKUMAクッキング(勝手に命名)には妙にニヤニヤ。いや、設定を見れば普通は嫌悪する所なんですけど。伯爵が本編でももっと活躍してくれればいいのに。
 ……いや、活躍したらまずいか。