機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-28『残る命散る命』

 タイトル通りに壮絶な戦闘となった今回。それでもやっぱり、シンの活躍が空回りしているように感じるのはどういうワケなんだろう?

○アウル&アビス
 ブラストインパルスを追い詰めるアウル。「いい加減その顔見飽きてんだよ!」とか言いながら襲いかかりますが、監督、そんなにデスティニーに変更したいのか? インパルスに見飽きてるのか!? そんなアウルも、ブラストのビームジャベリンに貫かれて何と退場。 アビスはビーム兵器満載なアクションが楽しかったのに、退場は惜しいなぁ。てか、もっと見せ場作ってやれや福田ぁ!!

○スティング&カオス
 「逃げんじゃねぇよ!」と知らずにアスランにとって一番キツい台詞を吐いて絡んでたはずなんですが、いつの間にやらキラにやられて母艦へ退却。スティング兄さん、あんた悲しいよ……。

○今週のステラ
 呻いていただけで出番特に無かったです。(ぇ
 ガイアはこれからどうなるんだろ? ルナマリア辺りが乗るのか、それともこのままお蔵入りか。

ミネルバ組(シン除く)
 激しい攻撃にレイ機、ルナマリア機が大破。地上に入ってからろくろく活躍もしないうちにザク二機がもう使えなくなってしまって……。新型に変えたいっていう思惑が透けて見えてるような気も。ミネルバももうボロボロで、これからどうするんだか。

○キラ&アスラン&シン
 前作&今作の主人公組み。何ですが、絡んでいたのはほとんどアスラン→キラで、シンはほとんど絡んでいない。シンなんてカガリにキレて撃ったミサイルをフリーダムの頭部バルカンで撃ち落されただけ。後は放って置かれて、どかすかばかすか、家庭内暴力真っ盛りのクソガキみたいに暴れていただけ。ほんとに主人公なのかよ、この男。まぁ、無敵のキラに反撃しただけで大金星だけど。
 前から思ってたけど、キラとアスランの会話がまったくかみ合ってない。「親友同士の会話」と言うより「姉の意見に耳を貸さない恋人をいさめる弟の会話」になってるような気がする。ついにはキラが逆ギレして、種割れモードでセイバーを破壊! あぁ、セイバーが! ろくに活躍していなかったのに! おのれぇ、そんなに新型出したいのか福d(ry

○馬場
 ムラサメのパイロット。模型誌なんかでキャラ紹介されてておかしいなと思ったら、こんな重要な役回りだったとは。本当に戦いを止めたいなら戦場じゃなくて政治の世界にやってこいとカガリに真剣にご注進。
「我らの涙と意地、とくとご覧あれー!」
 でも、涙と意地じゃぁ陰謀には勝てないんだよなぁ。ミナ様ぁ。こんなあかんたれなカガリを助けてあげてくださいよぉ。

トダカ一佐
 熱い。とにかく熱い。うっとおしいユウナを斬り捨て、沈みゆく艦に一人残るトダカ一佐。うぉー、熱い! 熱いぜー! でもアークエンジェルに行けって言うのは止めてください。しかもその最後はシンに斬られて終わりなんて……ここは人誅編の剣心並みの復活劇をシンには見せてくれないと、納得できませんよあのガキめっ。

○次回は?
 また総集編かよーとうんざりですが、議長とクルーゼ隊長の絡みとなると見ないわけにはいきますまい。