第1話「宇宙海賊現る」
第一感想
実に王道な一話。
全ての戦隊シリーズと地続き。全ての戦隊に変身可能。と言う『ディケイド』的な色モノ要素はあれど、個性の違う五人の仲間が協力して敵を倒す、と言う戦隊王道パターンをしっかり踏襲してる感じだ。
脚本が荒川さんだからか、そこはかとなく『デカ』にも似ている気がする。
ところでどうでもいいけれど、「海賊」と言う明確なモチーフがあるのは羨ましいなあ、と思ったり。いや、『ゴセイジャー』がどうとか、そう言っているのでは無く(ヲイ)。
以下感想。
レジェンド大戦
東映の本気、あるいは狂気、見せてあげる!
全34戦隊の一五〇名を超える戦士が全員登場とか、いい意味で頭がおかしいとか思えん……!
そんな中でも、シンケンレッドの背中受け。カクレンジャーとハリケンジャーの忍者戦隊コンビ。ダイレンジャーとゲキレンジャーの拳法コンビと、ニヤリとするポイントも多し。と言うか、各人一人一人が、受け持つ戦隊の特色をしっかり演じている所がまた凄い……!
おまけにアカレンジャーの声が本人って……!
と、ライダー大戦も真っ青な気合の入り方をいきなり見せつけられてビックリ。ところで、何人か姿の見えない人もいるのだが……これは、後半への伏線?
ゴーカイジャー対ザンギャック先遣隊
宇宙空間でいきなり艦隊戦! さすが海賊、派手である。
ゴーカイジャーは全員別の星の出身で地球を守る義理などさらさら無い戦隊である事を強調しながら、ゴーカイオーが地球を背にして、守るように見栄を切っている演出しているのもニヤリ。
宇宙海賊、現る
街中に堂々と投錨したー(笑)!
そして何故持っている、海賊が拡声器を(そこかい)!?
各人のキャラ付けは、
みたいな感じだが、アイムの一般市民の見下しぶりが凄いw 何回「庶民」て言ってるの!?
あと、ナビィの声が田村ゆかりに聞こえない(ヲイ)。
宇宙帝国ザンギャック
え? 何で最初からこんな仲悪いの(笑)?
- ワルズ・ギル→皇帝の息子である事だけが取り柄の無能
- ダマラス→明らかにワルズ・ギルを見下してる
- インサーン→永遠の一七歳(ヲイ)
- バリゾーグ→その内レッドのライバルになりそう
と、最初から仲間割れ要素が満載過ぎる。と言うか、ワルズ・ギルが息子と言う事は、後でしっかり皇帝本人も出てくるって事かな?
侵略のやり方は、大量のスゴーミンやゴーミンを投入して、虐殺、大量破壊とやりたい放題の、ウォースターも真っ青な外道ぶり。まさに銀河な帝国のお約束みたいな連中だった。
ゴーカイジャーが戦う理由
本来、地球を守る義理なんてどこにも無いゴーカイジャーが戦う理由は……「気に入らない」から。その一言。
三五番目のスーパー戦隊である事を否定するゴーカイジャーが、どうやってその一員となっているのか、興味は尽きない。
ナレーションの「海賊の汚名を誇りとして名乗る」や、宝石を換金して金を作る所などから、義賊的な方向で通すのだろうが。
それにしても、ルカの「うっさいバーカ!」は痛快。
豪快アクション
流石に第一話のアクションだけあって気合が入ってる!
大量の雑魚を相手に斬るわ撃つわ蹴るわのアクション大盤振る舞い。
武器の交換から、高い所から飛び降りたり、ワイヤーだったりと、バリエーションも多くて楽しい限り。やっぱスーアクさんって、つくづくかっこいい。
豪快チェンジ!
レンジャーキーをセットして、歴代スーパー戦隊に豪快チェンジ!
今回はゴレンジャー→シンケンジャー→マジレンジャーと豪快チェンジ。各戦隊の装備や技を再現できるようで、しっかりゴレンジャーハリケーンのシュールぶりも再現w
あのゴミ清掃車は、一体どこに行ったんだろう……?
保育士の謎
「まさか……三五番目のスーパー戦隊!?」
「秘密戦隊ゴレンジャーだよね?」
等等、妙に詳しい保育士さんが気になる。毎日子どもの相手をしているから? 確かにリアルヒーローがいる世界だけに、そう言うのもアリかも知れないけれど。
この先レギュラーになったりは……しないかw
次回は
シンケンレッドがキター! でもやられたー!?