木村暢『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』
機動戦士ガンダム00 ?A wakening of the Trailblazer? (角川スニーカー文庫)
- 作者: 木村 暢,柳瀬敬之,羽音たらく,今泉良一
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/09/30
- メディア: 文庫
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以下感想。
怒涛の如くストーリーは展開していった劇場版『00』の参考書とするには最適……と言うわけでは無いにしろ、色々理解は深まる一冊だと思う。
今回も結局不死身だったコーラサワーが助かった顛末。
すっかり綺麗になっていたミスター・ブシドーこと、グラハム・エーカー、その心中。
エルスの故郷へと旅立つ事になった刹那。彼が求め続けた生きていた意味。武器を持ちながら平和を求めた、その矛盾の顛末。
刹那とティエリアがエルスの母星へと旅立ち、帰還するまでに地球であったいくつかの事件の、その断片。
『00』への理解と想像をさらに広げるノベライズだったが、衝撃的だったのが、デカルト・シャーマンのこのセリフ。
「脳量子波って言うんですよね? 感覚的にわかるんですよ。だが、こんなもんがあるせいで軍の施設送り。二十四時間監視。オナニーだってできやしない」
あ、これは、ノベライズでしか読めないな(笑)。