『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第二十六話「真の勇気」

 以下感想。

簡単に辿り着き過ぎる劉備

 孫策が死んだ事で気を大きく持った袁術呂布もいるし、呂布隊もいるし、いくらあいつらでもそう簡単にはここまで来れないだろう、とか思っていたらあっさり来てて吹いたwww
 呂布呂布隊も何でいない!? と自分も袁術と一緒に思っていたら、そう言えば、呂布が先週「この戦場には用が無い」とか何とか言ってたっけ。だからって、袁術もろもとも丸々見捨てる、そのダイナミックさにさらに吹いたw

見苦しい最強皇帝・袁術

 紀霊共々、何と言う自称最強ぶりよ(苦笑)。
 徐州を奪われた劉備達。部下を喪った曹操達に、見苦しい袁術の言い訳が通じるはずもない。追い詰められた袁術は玉璽を頼むも、相変わらず玉璽はうんともすんとも言わず、
 しかしそこで、袁術にとって起死回生の奇跡が起こり、飛翔形態にパワーアップ! 

「これが私の天玉鎧」

 と言う事で、自由自在に空を飛ぶ能力と高い攻撃力を手に入れた袁術
 コミックスの設定では、玉璽を含め、『三国伝』に登場する神器は「人々の正の意識の集合体」的な設定なので、こちらのアイテムはさしずめ、袁術の負の意識の集合体、と言う事なのだろう。あながち袁術の言う事も間違ってはいないわけだ。

マントオープン!

 落下する際、マントオープンで速度を殺す曹操。その姿の、何と画になる事よ……!
 やはり、あのマントはかっこよ過ぎる……!

覚醒、静かなる猛虎

 袁術に父・孫堅と兄・孫策の死を「無駄死に」と嘲笑され、孫権、ついに覚醒に至る。
 かつての呂布同様に天玉鎧を白虎の形=天玉鎧・弩虎」を発現させ、一気に袁術を城ごと撃破するのだった!
 呂布の時とは違い、ちゃんと孫権を下ろして天へと去っていくのがサービスなんだか不公平何だか。
 最後に、城を消し飛ばした力を手にした本人が喜ぶのでは無く、むしろ戸惑いが大きい事がいかにも孫権らしい。

自称・皇帝の最後

 兄・袁術を頼るものの、あっさりと追い返される袁術。そして最後は、「はちみちゅなめたい」と有る意味原典通りの、虚しい最後を遂げたのだった
 二クールのボスが袁術になるのは予想できた事とは言え、袁紹に追い変えされるは不憫。袁紹のプラモのギミックには合体アクションが存在するのに……。いや、玉璽の力を使えば、何とか!?

次回は

 三クール目は初っ端から孫一族でスタート! 強襲水軍は呂蒙甘寧が登場!