『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第十二話「決戦前夜」

第一感想

 ちゃんと公孫瓚のアニキが軍勢を引き連れてくれてたー!
 いや当たり前なんだが、何故か妙に嬉しかったりw
 以下感想。

決戦前夜

 いよいよ董卓との決戦を前に、劉備曹操孫権孫策達の今後が示唆される。
 それがどれほど兄弟であっても、民の笑顔を奪う者とは何度でも戦う、と言う民の目線をした劉備
 董卓を倒した後、自分こそが三璃紗の真の支配者ならん、と為政者目線の曹操
 戦いは虚しい……と言う孫権。しかし大切なものを守る為には戦わねばならない、と言う孫策。それぞれ、生まれながらの王子様、的な甘さと責任を感じさせる二人。
 それでも、三璃紗の明日のため戦う! と言う侠達の心は変わらない。その心に呼応するように、玉璽から光が。その光は、天玉鎧復活の前兆か。 
 それにしても、この時点ではまだ孫策がクローズアップされる存在なのが意外。ま、今、虎錠刀を継いでいるのは孫策だし、孫権はまだまだだからそれも当然だが。

軍師二人

 劉備曹操相手に未来を問答する軍師二人、孔明司馬懿
 それにしても、孔明が何と言う太公望ぶりか。おまけにあの逃げ方の鮮やかさ。それじゃあ軍師と言うより、もはや忍びの者じゃないか。
 今のところ、司馬懿は綺麗なもの。コミックスではこいつがラスボスなのだが、アニメでは変わりそうな予感も。

呂布の昂り

 玉璽の輝きに呼応するように、胸の昂りを感じる呂布。これが、恋か……! では無く、今後の伏線になっている所が巧い。やっぱりアニメ版は、コミックス版の再構成が抜群に上手だ。

弩弓乱射砲

 ついに激突する反董卓連合軍と、呂布隊。
 しかし玉璽の暗黒面に取り憑かれた董卓は、弩弓乱射砲で敵味方の区別無く攻撃しようとしていた。都の焼き打ちに続き、何と言う非道! 軍師である李儒も、もはや暗黒面に取り憑かれてしまっている描写。
 一人まっとうな武人として董卓に進言する徐晃であるが、余に意見するとは百万年早いわ! と、何と城の上から放り投げられてしまう! って、それで生きてる徐晃も凄いな、オイ(笑)!

次回は

 ついに第一部完結! 孫権、頑張ってます!