『DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝』第二話

DARKER THAN BLACK -流星の双子- 4 [DVD]

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第一感想

 黒銀キタコレ(非カップリング的な意味で)!
 ブラック銀の魅力、炸裂ッ! 銀に依存気味な黒ではもはや太刀打ち不可能! でも、あっちの方も何だか黒に甘々だー!?
 どうしてこう、黒の周りの女はみんな黒を甘やかすタイプばっかなのか……。こんなんだから、堕ちる時はあんな真っ逆さまに堕ちちゃうんですよ!?
 以下感想。

ゲートの中で

 ゲートの中で一人佇む銀は、謎の観測霊(?)に引き寄せられる。
 第一期で、黒がアンバー達と謎の空間で邂逅していたまさにその時、銀はたった一人で変化を迎えていた。
 以前黒に「私を一人にしないで!」と言ったが、この邂逅を見ると、もっと本人にとって、切実な事態を迎えていた事が分かる。

銀の意思

 ドールに感情は無く、どんな扱いを受けても所有者の意に背いたりはしない。
 だが、銀は黒と過ごすうち、自分の感情のようなものを露わにしていく。
 謎の観測霊……おそらく、イザナミに対し、

「いや……どうして私が」
「助けて、黒」

 等、自分の意思でイザナミを拒絶し、黒に助けを求める言葉を発していく。
 しかし、それが銀の意思なのか。あるいはイザナミなのか。姿形は同じなだけに、黒には見分けがつかず戸惑う。
 特に黒は、自分が銀に依存していて、自身の不安や気遣いを銀のせいにしているだけに、二人の間でゆらゆら揺れ動く。

今回の殺し文句

銀「ずっとこのまま、黒と一緒にいたい……」  

 もう、言葉はいらない……(ヲイコラチョットマテ)。

小姐

 今回登場する契約者三兄弟の長女、小姐。
 重力制御を能力とし、重力遮断も過重力も思いのままと、重力を操る契約者の中ではかなり強力な部類。そして、二本の青龍刀を操る自前の戦闘能力も高い。
 しかし何より見逃せないのがその対価。「身につけたものを外す」と言う魅惑の能力!
 おのれ脚本! 銀の純情で心を揺らし、小姐の体でこちらの体も揺さぶるか! おのれええええええええ!
 参りましたッ(もう黙れよ)!

イザナミも黒狙い

 手を重ね合わせるイザナミの笑みがまさに魅惑。さすが死の国の女王様なだけあるで……ッ!
 しかし、どうしてこう黒はこういう女に縁があるのだろう。

生きていた男

 窮地の銀を助けたのは、何とEPRの雨霧。舞の炎で焼き殺されたと思っていたのだが、何とまだ生存していたのだから驚く。
 かくて、EPRの残党に助けられた黒達。
 そして、黒達を見張っていたクロードもまた、マダム・オレイユと袂を分かつ。こいつも元EPRだったのか。はたまた組織サイドの人間だったのか……。

リンクするキャラクター

 外伝のラストでは、三号機関の面々が登場。
 マダム・オレイユの持っていたSF光線銃で遊ぶシュレーダー博士から対契約者兵器を受け取る耀子が。そしてその耀子と行動を共にする同僚として、水無が登場する。
 ちなみに耀子は水無に一目惚れ。水無は握手の後、耀子の体を上から下までゆっくり観察した後いきなりキスすると言う大胆さを披露する。お前ら……何その運命の出会いッ!?