『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』第十一話「水底は乾き、月は満ちる…」

ストーリー

 ついに三鷹文書に記された予言の最終段階が始まった。それぞれの決着をつけるため、黒は銀と。蘇芳は紫苑と対面するが……。

第一感想

 鎮目さんが、ガチで変態だった件。
 お父さんが目の前にいるというのに、遠慮なくフトモモフトモモ連呼できる鎮目は、立派な変態さんでした。そして、不死身すぎる。何だお前は、バイキンマンか。
 以下感想。

「もうすぐ会えるね」

 黒に惚れた女は、最終的にこういう女になります。アンバーとか、銀とか(ヲイ)。
 と言うか、銀は腐女子通り越して病んでしまったのか……!?

料理をする黒の背中

 蘇芳と一緒に自分もキューンッ!
 きっと、銀とか白とかアンバーとかも、同種のときめきを感じたに違いあるまい(断言)。

新婚さんいらっしゃい

 やはり、距離が近いと言うのは女にとって強烈なアドバンテージやで……! まあ、肝心の黒は遠くにいる女を決して忘れない男だけれども(ぇ)。 

約束

 互いに互いの事にケリをつけるため、別々のルートを行く二人。
 ここで蘇芳が互いに「帰ってくるよね」と約束を取り付けるところがアレだ。女の強さと弱さと狡さみたいな。銀の所にいかないで、みたいな(どういう見方をするんじゃありません)。

予言の行方

 かつて黒も参加した天国戦争は、三鷹文書の予言の解釈を巡ってのものだった。
 三鷹文書が、第一期から続く重要なものだと認定された今回。と言う事は、第一期の契約者全滅作戦もこの予言を防ぐための組織の一部が引き起こした作戦だったのかも知れない。
 イザナギだろうがイザナミだろうが、契約者全員いなくなったらもうどーでもいいだろう! みたいな。

明かされた過去

 コピーだった蘇芳、明らかになったその過去。
 星が落ちてきたのは本当だった。しかし、違ったのは二つ。紫苑は産まれた時から契約者だった。そして、その時蘇芳はいなかった。蘇芳は紫苑が作り出した自身のコピーであり、紫苑の能力の特徴である「オリジナルとは一点違いが生まれる」から女になったとの事。
 つまり蘇芳は、新世代の男の娘だったのか……! 通りで、ぺったんこなわけだ(死ネ)。
 記憶は五歳で死んだ蘇芳のものと、紫苑が蘇芳のそれとしたものをMEで抽出し、蘇芳に固定したものらしい。パブリチェンコ博士曰く「プレゼント」だそうだが、紫苑の嫌がらせ的な解釈でも一向に驚かない。

ネットワーク

 ドールやMEには、独自のネットワークがある。これは第一期の銀達や第二期のジュライを見れば得心がいく。しかし、MEにもネットワークがあるとはどういう事だろう? 集合無意識的なアレ?

蘇芳VS鎮目

 もう、「ラブリーちゃ〜ん!」が耳にこびりついて離れない……!
 それはともかく、防御力に慢心した鎮目の敗北。「目がこすれねえ!」とか言ってる鎮目が妙に可愛かったのはここだけの秘密だ。
 しかし、「どうせ死なないよね」とか言いながら遠慮なく眉間を撃つ蘇芳はどこの鬼だ。いや、結局死んで無かったけど! さすが変態!

スペース・マダム

 マダム、何ですかそのコスプレ!? と思ったら、あたら小型化した対契約者用兵器を使って契約者も倒してしまう。
 まさか組織派!? と思っていたら、猫とは恋人関係だった。ちょwwww
 しかも名前、リカルドw

父の愛

 例えコピーでも、契約者でも、それでも自分の娘だと言って死んだパブリチェンコ博士。
 一見親の愛情に満ちたいいシーンだが、冷静に考えると凄く恐ろしい。こいつにとって、娘とかコピーだとか言う前に、人間ってどういう定義の存在なんだ。
 最後の最後で、「紫苑が言うまでペンダントを手放すな」と言うあたり、紫苑に操られているような予感だ。

最後の戦いへ

 最後の戦いは、ゲート内部へ。
 黒は銀と対面……する前に、耀子を殺害され、本気モードの水無との戦いに。
 一方、蘇芳は紫苑との対面を果たす。
 果たして両者の戦いの結果やいかに。

次回は

「合言葉はペリメニ!」
 もう……もう絶対にこれ劇場版あるって……! もしくは第三期。