第8話「Cを探せ/ダンシングヒーロー」

ストーリー

 コックローチ・ドーパントにメモリを四本も奪われてしまったダブル。しかしフィリップはメモリや依頼人の事情は無視し、ヘブンズトルネードを見る事に夢中。
 仕方無く、翔太郎は一人で捜査を始め、コックローチ・ドーパントの自宅を発見するが……。

第一感想

 フィリップが色々な意味で台無し過ぎるwww
 もうここまで来ると、このスタンスを最後まで崩さないで欲しいとすら感じてくるから不思議だ。
 そして、やはり恋愛づいたエピソードは荒川さん得意だよなぁ、と感心。さすが「I love you」を「アンタなんか大嫌い!」と訳した男……!
 以下感想。

奪われたメモリ

 コックローチ・ドーパントにルナ、トリガーだけで無く、ヒート、メタルも奪われてしまったダブル。
 メタルシャフトを使った攻撃までは巧く行ったのだが……。いかんせん、コックローチ・ドーパントが素早すぎ、接近戦に持ち込まれ、ルナトリガーを活用できなかったのが敗因。
 こうして見ると、ダブルも決して万能無敵のライダー(ドーパント)ってわけで無いと言う事が分かる。

しょーもない男

  • ゴキスターのサイトの依頼を出したのは弾吾本人である。
  • その理由は、千鶴との不和が原因である。
  • 本人は「むしゃくしゃしてたから書き込んだ。今は反省している」と言っている。

 ……ええー。こいつ、しょーもねー……ッッッ。
 と、深く追求すればいくらでも叩けるのだが、そこであえてフィリップが終始「そんなのどーでもいいからヘブンズトルネード見せてよ!」と言ってくれるので上手く緩和されてて良し!

フィリップの検索

「男子と女子」「喧嘩」「仲直り」で検索し、テキトーに手前にあった方法を選んだフィリップ。
 その方法とは、「暗くて狭い所でじっくりと話をさせる」と言うもの。
 まさに、亜樹子の言う「ラノベみたいな方法」で吹いたw
 でもそこでしっかり仲直りしちゃうのだからなんだかなあ(笑)。と言うか、基本この二人バカップルじゃねーかwww

サンタちゃんのプレゼント

「情報」と言う形の「プレゼント」って、サンタちゃん渋い……!
 今回のサンタちゃんのプレゼントは、ゴキスター本人が書いたと思われる同人誌。ゴキスターが行った犯罪そのままが描かれていて注目されている……と言う。
 無駄に気合いが入っていて笑える所なんだけど、その気合いの入り方が逆に笑えない。自分を主人公に、自分の犯罪を漫画にして出版って、この男、歪みきってる……!

霧彦の策謀

 コックローチ・ドーパントを裏で操っていた霧彦。その目的は、ダブルの六本のメモリとダブルドライバー。
 普通のガイアメモリとも園咲一家が使うガイアドライバーとも違う。まさにイレギュラーなダブルに霧彦は興味津津の様子。
 しかしあまりにダブルに構い過ぎるようになったためか、ついに妻にまで軽んじられるように。ミックよりも立場が無くなってしまった霧彦は、今週の失敗でさらに肩身が狭くなる事だろう。

霧彦「次こそ……見ていろ!」

 って、それは失敗フラグ過ぎる(笑)。

本を開く「鍵」

 錠がかかって読めない本。その錠を解く鍵は、「二人が生み出す波のリズム」であった。
 一人だけでは決して出来ないコンビ技であったヘブンズトルネード。その二人に必要なものをフィリップ自身が発見した時、初めて閲覧可能となった。
 しかし、それを知ってもなお、フィリップ自身は知識偏重で人の情なんてどーでもいいと言うスタンスを崩さない。果たして、フィリップのそんなスタンスはこれからどうなっていくのだろうか。

ダンシングヒーロー

 ノリノリのダブル(フィリップ)と「俺たまんねー!」と乱入してくる弾吾に大爆笑。嗚呼、馬鹿だ。馬鹿ばっかりだ(褒め言葉)。
 ダブルのスーツを着ていてもなおキレのある動きと、ヘブンズトルネードの無茶ぶりと、まさにダンシングヒーローなアクションシーンだった。

次回は

 園咲家に亜樹子が潜入!? そして園咲パパ変身! と、見逃せないエピソード!……なのに駅伝で一週休みって何でじゃー!